eirin

シクロクロス車インプレッション。

店舗:丸太町店(スポーツ車メイン)
本記事は最新の更新から1年以上が過ぎています。内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

ようやく雨も上がってくれた本日の京都。

雨上がりは路肩のゴミやなんやらかんやらが浮いてきて

とてもとてもパンク率が上昇気味なのでお気をつけください~

雨の中、本日も通勤で乗ってきたシクロクロスをセルフインプレッション!!

※通勤~オフロード~レースまで毎日走り回ってますのでとっても汚いですが気にしないでね♪

 

TNI チタンシクロクロス @132,000-(フレームのみ)

フレーム素材:3AL/2.5V

フレーム重量: 1580g

完成車重量:7.88kg

◎フレームサイズ◎

シート(C-T):510mm

トップ(ホリゾンタルC-C):520.5mm

ヘッドチューブ(T-T):90mm

フレーム素材はいわゆる”3/2チタン”

フレームに使われるチタンの中でもガチガチ過ぎず、マイルドな乗り味です。

思いっきり踏み込むとグッとたわみ、反発が返ってくる、クロモリに近い印象ですが

クロモリのそれよりもずっと剛性感があり、シャキシャキ進む、そんな乗り味。

アルミほどは硬くなく、振動もほどほどに吸収してしまう、

通勤&ツーリング7:レース3

くらいな、僕の使い方にはベストマッチなフレームです。

「普段がメインではあるけれども、レースも楽しめる,シャキッと前に出る加速感も欲しい」そんなアナタにピッタリかも。

シートステー&チェーンステーはベンド加工が施されています。

乗り心地云々にももちろん大きく関わりますが、見た目が好き。それも確かなスペックです。

しっかり太いチェーンステーが無骨な雰囲気と共に、間違いなくフレーム剛性を上げています。

エンドも分厚めで信頼感◎

リアブレーキのアウター受けはかなり下の方に付いてますので

ワイヤーの取り回しがとてもスムーズ&見た目スッキリ。

もちろんブレーキタッチもスッキリ。

ワイヤーは全てトップチューブを通過。

ドロドロになってもワイヤーへの浸入を最小限に抑えます。

「ワイヤーが跳ねて塗装がハゲた。。。」てなことがないのも

無塗装でいけるチタンならではのメリット。

ヘッドバッジはチタンを溶接で手の込んだ作り。

個人的にフォントも好きです。

このフレームの良いところは”ちょいスローピング”であるということ。

身長166cmの僕だとホリゾンタルフレームはヘッドチューブ長などに無理が出るので

ちょいスローピングが非常に立ち姿のバランスよく組みやすいと思われます。

それでもただでさえ、フロントフォークの肩下が長いシクロクロスなので、ヘッドチューブは短めで収めたいところ。

このフレームで90mmですが、この短さでも安心感ある剛性を保てるのは、チタンだから。

ツーリングしてもレースしても通勤しても本当に楽しいフレーム。

2年以上乗りまくっていますが、塗装が剥げた、フレームがへたってきたなどなど

”劣化感がない”のもチタンの大きな魅力です。

ONE BY ESU OBS C-1 クロスモノコック @36,750-

オフセット:45

肩下:395mm

重量:465g(コラム300mm)

オフセット、肩下共にとても標準的な扱いやすいフォークです。

特筆すべきは465gという軽さ。

自転車担いだり、フロントをちょこっと浮かしたりと動作が非常に軽快ラクチン。

シクロフォークの代表格であるEASTONのEC90Xが¥52,500-で490gと考えると納得の価格でもあります。

※EC90Xにもイイ!!ところはありますので詳しくは店頭で~

肩周りを中心に非常にボリューム感あるデザインで剛性も充分。

カンチブレーキでありがちな、ブレーキング時の振動も全くありません。

ストレート形状もルックスよし!!

続いてパーツのご紹介。

今回は関西シクロクロスに向けて組みなおしたので、少々変則的になっております。

※大部分が先日ご紹介済みな店長のシクロとカブッてますのでそこは割愛。

ポジション出しに何かと困る小柄な方。

僕の身長が166cmですので、そんな方の参考になれば幸いです。

 

DIXNA J-FIT ARC @5,880-

リーチ:65mm ドロップ:120mmと極端にコンパクトな形状。

小柄であればあるほど、ハンドルポジション変更時の乗車姿勢は大きくなってしまいます。

そこで姿勢変化を大きくしすぎず、どこを持っても乗りやすいこのハンドルがオススメ!!

一番の肝は、写真の状態でブラケット取り付け位置が30°前傾していること

フレームでも触れたとおり、小柄だとどうしてもハンドル位置が高くなってしまいがちですが、

30°前傾により、見た目にも無理なく、ハンドル位置が下げられます。

ショートリーチにありがちな、角度のきつい曲げ加工もされておらず、ブレーキ&シフトワイヤーも無理なく取り付けられます。

最近地味に絶滅気味な”ポリッシュカラー”なのもイイ!!

DIXNA フォークステム @3,990-

あまりにもシンプルな見た目が印象的なコチラのステム。

オープンクランプという今や当たり前の便利なスペックを捨て、

この価格で90g(70mm)という脅威の軽量性を手に入れております。

77°と水平に近い角度が出せる鋭角ステムなので、これまたハンドル位置を下げるのにありがたい。

先ほどのハンドルが超ショートリーチなので、僕の身長でも90mmのステムが入れられるのも

操作性、立ち姿双方にメリット大!!となります。

こんなことをしていると、ステムとブレーキアウター受けのクリアランスがとんでもなく狭くなるので

タイラップで小技を挟みます。

フレームサイズでお悩みの方、小さいフレームサイズでも乗りやすく、立ち姿キレイに組みたい方

是非ご相談ください!!

KCNC TI PRO LIGHT 27.2mm @13,440-

立ちこぎするとどうしても左右に振れてしまう自転車。

なので、高い位置のものは軽いに越したことがありません。

400mmでカタログ値138g

かなり切ったので、確か110gくらいになっていたと思います。

アルミのCNC加工とチタンボルトがキレイなポストですね。

SELLE ITALIA SLR

僕のお尻に相性バツグンな軽量サドル。

薄くてシャープな見た目も好きですが、シートが破けて全部はがれても座りやすい

この形状はやめられません。

shimano XTR SPD

ペダルも個人的にコレでキマリ!!といったXTR。

シクロクロスのような乗り降りが頻繁な時は

クランクブラザーズの4面キャッチが優位ですが、

・バネのテンション調整が出来る事。

・カチッ!!とはまる気持ちよさ

・とにかく壊れない

こんな理由からXTRもオススメ。

DIXNA ラインガード @3,990-

オフロードのシクロクロスで

僕の体重&パワーでアウターギアは要らないのでフロントは39Tシングルに。

内側からはチェーンキャッチャーで落ちを防ぎ、

外側への外れはラインガードで防ぐ。

今回の関西シクロではコケそうになって自転車がさかさまになったり、

階段後で思いっきりバウンドさせてしまったりと、いろいろありましたが、

チェーン外れは一切無し。(フロントダブルで出た一昨年は一回外れちゃいました。。)

もちろん軽量化にも一役買っております。

ダラダラと書き綴りましたが、

僕が最も大事にしているのは”壊れない”こと。

チタンフレームを始めとし、カーボンパーツを過度に取り入れないのはそれを重視するからです。

・ツーリングに行って輪行もする。

・通勤で毎日乗る

・でもレースも頑張りたい。

もちろん、道具ですので、いずれは壊れる運命ですが、

ノートラブル、ストレスフリーな自転車にグッと来る。これは間違いない一つの指標です。

トラブルや出費に気を使いすぎず、120%で遊び、使いきれるのもイイ!!

「ならば、クロモリでいいじゃない。」

と言いたいところですが、剛性による反応性アップが確実なチタンはレースを走ると確実におもしろい!!

無塗装による劣化感の無さもそこに大きく関わります。

恒久性を第一に、レースバイクとしてもおもしろく。

通勤&ツーリング7:レース3

ココにピタッとはまるバランスが、チタンにはもちろん、シクロクロスにはある!!とそう思います。

 同じフレームを使用したオリジナル完成車が店頭にありますので、

気になることがあったなら、是非ご試乗ください。

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