京都市左京区、京都大学近くの自転車店「サイクルショップエイリン今出川京大前店別館」です！
エイリン今出川京大前店別館は、子ども自転車（キッズ・ジュニア）や電動アシスト自転車。クロスバイクから本格ロードバイクを中心に展開しています！

今回ご紹介記事は、お父様より譲り受けた若者のロードバイクを復活させていくお話です！

約30年前の古いロードバイクですが、イタリアの老舗パイプメーカー「COLUMBUS」のクロモリが採用された古き良き時代のロードバイク。

 

復活のきっかけとなったのが、左クランクの破損。Shimano 105（FC-1050）とはいえ、30年近くとなれば、アルミの腐食によって破損したのでしょう･･･

 

お客様からは、「クランクだけの交換で乗れるようにならないか？」とご相談を頂きましたが、当時リア7速時代のロードバイク･･･

リア7速でも互換性を持つクランクに変更すれば、可能ではあったのですが、近年のパーツでは10速・11速が主流の中、長くこの自転車と付き合っていくには中々のリスク･･･

その旨をお客様とお父様と話し合い「Shimano Tiagra（4700系）」でアッセンブルが決定！※お客様のご要望によりハンドルの交換と7速を10速化する為リアホイールの交換も頂きました！

お父様の決断により、お客様のガッツポーズ！私共も古い自転車が現役で走れるように決断してくださったのは凄く嬉しい◎

さっそく4700系Tiagraコンポーネントを発注！

写真をみて、「あれ？」とお気づきの方は自転車屋さんからスカウトされるでしょう。

実は、今回のBianchiロードバイクは、ITA規格（BBシェル幅70mm）でした。Shimano組の自転車だしと固定概念でシェル幅68mmを発注してしまいました･･･COLUMBUSフレームのBianchiだし70mmかな？っと気づくべき所。勉強不足でした。

でも！ミラクルが！当店在庫にシェル幅70mmのTiagra BBがある！？再注文でお客様への納期が延びなくてほっと一安心。

 

 

作業工程は以下の通り

①全バラ（パーツを全て取り外しフレームだけの状態にします）
※フレームだけの状態での撮影を忘れてしまいました･･･

↓

②クリーニング（今回ヘッドパーツの交換は含まれていませんが、フレームの洗浄とコーティング、フレーム内防腐コーティングに加えヘッドパーツもクリーニングとグリスアップを行います）

少しでも長く愛用して頂けるように願いを込めながら･･･防腐作業

↓

③組み立て＆フィッテング

クリーニングとコーティング作業が終われば、後はパーツをドンドン取り付けていきます。

WレバーをSTIレバーに換装。Wレバーは味が合って個人的に好きですが、誰かと一緒に走ったりするとコントロール性能の差から危険性があるので、STIレバーが安心ですね。

 

ブレーキキャリパーもTiagraへ！

5アームのシルバーFC-1050のクラシックな雰囲気も良かったですが、今風な4アームのしっかりしたデザインも今昔が交じり合ってコレはコレで良し◎

 

バーテープは、Bianchiオリジナル！！

 

あとはチェーンを張って、ワイヤー関連を交換すれば！

完成！！

5アームのシルバーパーツで組まれていたクラシックなクロモリロードバイクが、復活！！

良いクロモリフレームは一生物といわれています！これからも元気に走ってくれますね！！

---

◆サイクルショップエイリンの「バイシクルローン分割サービス」◆

●総額30,000円以上、月々支払3,000円～ご利用いただけます。インターネットからのお申込みもOK！詳しくはお問い合わせください。

 

---