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改めてジャイアント クロスバイクの良さを振り返る!「GIANT ESCAPE R3 MS(ジャイアント エスケープR3 MS)2022年モデル」

店舗:今出川京大前店(別館)
本記事は最新の更新から1年以上が過ぎています。内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
– 目 次 –
  1. 「モデル、価格、サイズについて」
  2. 「マイクロシフト シマノ 比較」
  3. 「リムブレーキ(Vブレーキ)のメリットは?」
  4. 「ESCAPE R3 MSのおすすめポイント」
  5. 「初心者に至れり尽くせりなESCAPE R3 MSのスペック」
  6. 「ESCAPE R3 MSのまとめ」

◆お知らせ◆
【2022.01.26更新】2022年1月21日にてGIANTより価格改定の情報解禁となりました。

世界的なコロナウイルス感染拡大等の影響を受け「生産地における人件費の高騰」「原材料費の高騰」「海上輸送費の高騰」「円安の進行」という従来では考えにくい状況からメーカーでの価格維持が困難になった為となっております。《詳細はGIANTオフィシャルサイトをご確認ください》

上記の内容から、当ブログ記事の価格も新価格を表記しております。また、今後も更なる価格改定の可能性もございます。ご注文・ご予約の際は十分にご注意ください。

京都市左京区、京都大学近くの自転車店「サイクルショップエイリン今出川京大前店別館」です!
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▼2023.GIANT ESCAPE R3/R3 MS限定モデルの追加発表!!

GIANT 2023年限定クロスバイクを発表!2022年モデルよりかなり安い!?

 


2022.GIANT ESCAPE R3 MS(ジャイアント/エスケープR3 MS)

メーカー希望小売価格:¥67,100(消費税10%込)
重量:10.8kg(465mm)
サイズラインナップ:365(140-160cm)、430(155-170cm)、465(160-175cm)、500(170-185cm)
カラーラインナップ(全5色):ブルー、レッドオレンジ、ブラックトーン、ホワイト、サンバーストイエロー


 

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マイクロシフト シマノ 比較

2022年モデルより登場したESCAPE R3 micro SHIFT採用モデル「ESCAPE R3 MS」

シマノというブランド名は、多くの人が一度は耳にしたことがあるかと思いますが、釣り具や自転車ギア関連の日本を代表するブランド。

自転車の多くはシマノパーツを採用し、メンテナンスリスクやコスト面では世界でトップクラスのブランドと言われています。

 

しかしながら、昨今のコロナウイルス感染拡大による世界の混乱から多くの産業がいつも通りの供給が出来ない環境下となってしまいました。

それは世界トップクラスのシマノも同じで、生産数の安定化が難しく様々なブランドがシマノパーツでの組付けが困難となってしまいました。

 

そこで、GIANTが代替えブランドとして目を付けたのが台湾のパーツブランド「micro SHIFT(マイクロシフト)」でした。

GIANTも本国が台湾という事で取り入れやすかったのだと考えられます!

 

 

●Shimanoとmicro SHIFTの違いについて

さて、聞きなれないマイクロシフト製と日本ブランドシマノ製の違いについては、勿論グレードにもより賛否両論ありますが、今回は「ESCAPE R3 MS」と「ESCAPE R3」のみで比べた感想です。

 

◆性能について

性能では、ロードバイク等で普段からスポーツ自転車に慣れ親しんだ人からすると「タッチが重い」「変速時のタイムラグ」を感じるものの、ESCAPE Rシリーズはクロスバイクが初めての方が乗られるケースの多い「デイリーユースクロスバイク(日常使いモデル)」という点では、比べて初めて感じるぐらいの差と受け取られて問題ないと思います。

マイクロシフトとシマノでは操作方法が若干違いがあるのですが、コチラは好み次第といった印象。

 

◆メンテナンスについて

次に気になるポイントとしては、購入後のメンテナンスです。基本的には「変速調整」「シフトワイヤー交換」等の定期的なメンテナンスについてはシマノ製と殆ど変わらない為、殆どの自転車店でのメンテナンスが可能◎

いざ変速機が故障してしまい交換が必要になった場合に、マイクロシフト取り扱い店はシマノ程多くはない為、全く同じものでの交換が難しくなるかと思います。

とはいえ、ESCAPE Rシリーズに採用されているシフターやディレーラーはシマノとの互換性があり、マイクロシフトが故障してしまった場合でも修理自体は可能です。

 

◆結論

性能やメンテナンスを考えた時にシマノ製の方が優位とは言えますが、大きな差は無いと個人的に感じます。

勿論、個人的な意見ではあるので、心配な方は是非最寄りのGIANT取り扱い店で確認していただいた方が確実ですが・・・

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リムブレーキ(Vブレーキ)のメリットは?


リムブレーキ(Vブレーキ)
エスケープRディスクキャリパー
油圧ディスクブレーキ

今回ご紹介の「ESCAPE R3 MS」はリムブレーキ(Vブレーキ)の採用モデル

2019年頃から「油圧ディスクブレーキ」が採用された入門クロスバイクが多くリリースされ、ポピュラーなモデルとなってきています

勿論GIANTも「ESCAPE R DISC」とESCAPE R3の油圧ディスクブレーキモデルをリリース≪ESCAPE R DISC詳細についてはコチラ≫

 

昨今の油圧ディスクブレーキモデルの人気の高まりから「油圧ディスクブレーキ」を選択するメリットは多く情報が出されています

では、リムブレーキ(Vブレーキ)を選択するメリットは無いのか??について今回は改めて見直したいと思います!

 

●リムブレーキ(Vブレーキ)のメリットについて

リムブレーキ、特にVブレーキは、クロスバイクに最も採用され続けたブレーキ。正直油圧ディスクブレーキモデルが主流化するまでは安心のブレーキとされていました。

その為数年前以前にクロスバイクを購入された殆どの方は、Vブレーキモデルのクロスバイクに乗っています。

 

◆制動力(ブレーキの効き)について

そのVブレーキに問題があったのか??という点において、油圧ディスクブレーキだったら助かった事故もあるかと思いますが、殆どはそうではなく、Vブレーキでも十分に制動力を確保し安全に乗っていただけているかと思います。

その為、悪条件が重なる(雨天・悪路・積載重量が多い・スピードの出しすぎ等)際には「乗らない」を選択される方にとって油圧ディスクブレーキはオーバースペックなのかもしれません。

また、「油圧ディスクブレーキ」はブレーキ音(キキーっという高い音)が鳴りやす点もデメリットと言えますね。

 

◆メンテナンスについて

「油圧ディスクブレーキ」という名前を聞いただけで「メンテナンスが大変そう」と感じやすい所ですが、実際はロードレースの様にスピードを出してブレーキをかけるケースが滅多にないクロスバイクにとって油圧ディスクブレーキの方が「メンテナンスが必要になるまでの期間が長い」と言えます。

Vブレーキは、そのワイヤーが雨などでサビてしまい、突然切れてしまう事がある半面で油圧はサビることがありません。また、オイルの劣化があり定期的なオイル交換は必要となりますが、ワイヤーほどの劣化速度はありません。

ここまで聞くと「油圧ディスクブレーキ」の方が良いのでは?と感じるのですが、「一回のメンテナンスにかかる費用」と「ブレーキを消耗する頻度」のバランスを考えると人によってはVブレーキの方が良かったりするケースもあります!

 

さらに、故障は突然来るもので、油圧ディスクブレーキのメンテナンスが出来る自転車店に行けない場合などではVブレーキの方がリスクが低いと言えますね。

 

◆結論

「乗られる頻度」や「乗り方」次第!

ヘビーに乗られる、スピードが出やすいなどであれば油圧ディスクブレーキがお勧めです。とはいえ、油圧ディスクブレーキが採用されていなかった時代にVブレーキに不満が多かったか?という点では、そんなことは無い。となりますね!

 

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ESCAPE R3 MSのおすすめポイント

だいぶと前置きが長くなってしまいましたが・・・

本題のESCAPE R3 MSのおすすめポイントです!

まず、ESCAPE R3というクロスバイクは「クロスバイクの代名詞」と言われるほどの人気クロスバイク。

2004年に誕生してから、累計出荷台数が50万台というとてつもない日本のベストセラークロスバイク〇

 

GIANTというブランドは台湾のブランドではありますが、ESCAPE R3は実は日本生まれのクロスバイク

日本人が日本と日本人に合わせ設計されたクロスバイクなんです。

 

おっちゃん世代ならご存じだと思いますが、クロスバイクが主流化する前は、マウンテンバイクを街乗り化したATB(all terrain bicycle)を乗っていたんですよね。そこからクロスバイクという物が誕生し、その当時から日本のクロスバイク人気を支えてきたのもGIANTのESCAPEと言えます!

 

●ESCAPE R3が人気の理由

① コスパが誕生以来常にトップクラスである

同スペック帯クロスバイクの平均価格よりも約10%程度リーズナブルなメーカー希望価格設定であること。

 

② 日本の土壌に合わせた最新の高スペックフレーム

実は、個人的にはESCAPE R3の一番おすすめポイントだと思っています。

同価格帯クロスバイクの中でもトップクラスの軽量さを誇り、持って軽い上に、低価格でも長距離サイクリングが出来る様に配慮された設計初心者でも簡単に始められる過度の無いポジション(操作性)

正直、この価格帯のクロスバイクのフレームにここまで手間をかけるGIANTはちょっと異常とまでも感じてしまう程です。

そして、フレームの設計は1~2年のスパンで見直しを掛け常に日本の土壌と日本人にあわせ改良が加えられています。実は他ブランドではフレーム設計の見直しって殆どされていなかったりします。

 

③ コンセプトに合わせたパーツアッセンブルのチョイス

正直にいうと、同価格帯クロスバイクと比べパーツアッセンブルは若干下げめなチョイス(他メーカーの方がパーツ類は良い物を使っている場合が多い)

今回紹介しているESCAPE R3 MSと同価格帯でShimanoパーツを多く取り入れたクロスバイクも存在します。

これは、販売価格に対しての生産コストを考えた時に、どうしてもバランスを取らないといけない所で、GIANTはフレーム制作にお金を掛け、パーツ類は自社やサードパーティ品での対応が目立ちます。

 

ただ、クロスバイクを購入するときに「価格(安い)」だけで見て購入するのではなく「本当に自分が希望している用途にあっているのか??」が重要

ESCAPE Rシリーズは「日常使い」と「たまにの休日サイクリング」にあったクロスバイク。

GIANTが考えるそういった人たちが満足いくギリギリ+αのパーツチョイスを行う事で、「初めてのクロスバイク」を選ばれる人たちに価格・品のベストなクロスバイクを作っています。

 

その為、各ブランドと比べパーツアッセンブルは劣る物の満足度は十分に確保できているクロスバイクといえますね!!

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初心者に至れり尽くせりなESCAPE R3 MSのスペック

シフト関連は品名でもあるようにMS(マイクロシフト社)製をチョイス。

Shimano社に比べ、性能は劣る物の「デイリーユース(日常使い・通勤通学)」用途しては申し分なし。

 

ブレーキは、昔ながらのリムブレーキ(Vブレーキ)を採用。

過度なスピード、雨天などの悪天候時など安全運転への意識があれば、油圧ディスクブレーキで無くても十分な制動力〇

 

フロントフォークの素材にはクロモリが採用。

アルミに比べ重量は増すものの、振動吸収力や耐久性が高く、入門および街乗りでは優秀〇

 

ホイールの固定はスキュアーナット規格を採用。

ホイールの脱着には工具が必要となってきますが、ポピュラーなクイックリリース規格は「緩み」が起きやすく、初心者にとっては事故の原因にもなってくる所を配慮◎

 

逆にシートポストの固定にはクイックリリースが採用。

工具無しでのサドル高の調整が可能◎

 

グリップは、長時間乗っても手のひらへの負担を軽減してくれるエルゴノミック形状を採用。

しかもロックナット規格でズレを防止◎

 

そして、フロントギアにはバッシュガード付き

 

本当に、初めてのクロスバイクユーザーにとっては至れり尽くせりのパーツチョイス◎

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ESCAPE R3 MSのまとめ

日本のクロスバイク人気をけん引してきた、クロスバイクの代名詞的存在

同価格帯クロスバイクの中でもトップクラスのフレーム設計を採用

乗られる人に合わせたパーツチョイスをする事でコスパ優秀さキープ

「マイクロシフト社」or「シマノ社」を選ぶ事も出来るが、マイクロシフト社製シフター関連は意外と使える

「リムブレーキ(Vブレーキ)」or「油圧ディスクブレーキ」を選ぶことが出来る。乗られる頻度や距離によってはVブレーキも十分メリット有り!

2022年モデルでは、GIANTの入門クロスバイク(ESCAPE R)シリーズには、「ESCAPE R3(Vブレーキ)」「ESCAPE R3 MS(Vブレーキ)」「ESCAPE R DISC(油圧ディスクブレーキ)」「ESCAPE R DISC MS(油圧ディスクブレーキ)」の4種類に加え、タイヤの太い27.5inchモデル「GRAVIER」「GRAVIER DISC」の2種類

そして、女性モデル(Liv)で「ESCAPE R3 W(Vブレーキ)」「ESCAPE R3 W MS(Vブレーキ)」と「ESCAPE R W DISC(油圧ディスクブレーキ)」の3種類に加え女性版タイヤの太い27.5inchモデル{GRAMME」と「GRAMME DISC」

合計11種類と入門クロスバイクモデルとしてのラインナップ量がかなり広くなっています。

 

入門モデルから「価格」「性能」「用途」「体格」にしっかりとあわせ、選ぶことが出来るのは、かなり嬉しいポイントですね◎

 

油圧ディスクブレーキという物は、確かにオススメです。安全に楽しんでいただくというのが一番大切です!

ただ、一番大切なのは「安全に楽しむ」なので、安全に楽しめるのであればVブレーキをチョイスするのは間違いじゃないとも言えますねー

 

是非、ご購入される方にとって一番あったクロスバイクをご検討ください~

 

 

\2023.GIANT ESCAPEシリーズ限定モデルはYouTubeで紹介中/

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◆サイクルショップエイリンの「バイシクルローン分割サービス」◆

●総額30,000円以上、月々支払3,000円~ご利用いただけます。インターネットからのお申込みもOK!詳しくはお問い合わせください。



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今出川京大前店(別館)

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