日本のブランドであるKhodaaBloomの定番カーボンロードバイク「STRAUSS PRO DISC」の上位モデル「STRAUSS PRO RACE2」がリリースされました！！

「STRAUSS PRO DISC」が発売されてから約4年の歳月を経て、完全上位モデルの誕生ですね！

今回KhodaaBloomさんより試乗用特別モデルをお借りできたのでインプレッションをしたいと思います！！

– 目 次 –
「モデル、価格、サイズについて」 「フレーム性能について」 「試乗した感想」 「STRAUSS PRO RACE2のまとめ」

京都市左京区、京都大学近くの自転車店「サイクルショップエイリン今出川京大前店別館」です！
エイリン今出川京大前店別館は、子ども用自転車（キッズ・ジュニア）。クロスバイクから本格ロードバイクを中心に展開しています！

 

＼STRAUSS PRO RACE2はYouTubeでも紹介中／

 

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KhodaaBloom STRAUSS PRO RACE2 FrameSet（コーダーブルーム/ストラウスプロ レース2 フレームセット）

【メーカー価格】￥385,000（税込）
【サイズ（適応身長）】450（155-165cm）、470（160-170cm）、490（165-175cm）、520（170-180cm）
【カラー（全一色】シルバー
【重量】820g（490mm フレームのみ）

 

まず、ご購入を検討される前に注意点！

STRAUSS PRO RACE2の完成車モデルは”KhodaaBloom直営店”のみの販売となり、当店の様な“取扱い店（KhodaaBloomディーラー）”はフレームセットのみの販売となります。

 

STRAUSS PRO RACE2のフレーム解析

フレームにはT800カーボンをメインにEPS製法で作られています。
T800カーボンは「弾性率」と「引張強度」のバランスが良く、オールラウンド系のロードバイクと相性が良い◎

昨今ではエアロロードや超剛性のカーボンロードが人気で剛性の高いT1000やT1100カーボンを採用されていますが、プロ選手の様に日々のトレーニングで仕上げられた脚力があってこそ･･･

そうで無い限りはT800は多くのユーザーにとって扱いやすいグレードと言えますね。

またフレーム単体での重量が820g（490mm）と前作STRAUSS PRO DISCより250g削減に成功◎KhodaaBloomのディスクロードの中では最軽量フレームと言えます。

他ブランドでは更なる超軽量フレームも存在する点においては、KhodaaBloomの定番クロスバイク「RAIL」シリーズの様にクラス最軽量とは言えませんが･･･900gOVERも多く存在すると考えると十分な軽量フレームと言えます◎

ジオメトリーはポピュラーなピュアロード設計

チェーンステー長に1mmだけ余力を持たせている点では、タイヤ幅に配慮した物とも考えられますね。

昨今ではプロ選手でも30cタイヤを使われる事もあり、太めのタイヤがトレンド化。今回KhodaaBloomにお借りしたサンプル車では25cのタイヤがインストールされていますが、30cでも大丈夫そうなクリアランスですね◎

 

パイプ成型では、「横剛性」「振動吸収性」「空気抵抗」に配慮された立体的な成型。

STRAUSS PRO RACE2は「超軽量」や「超剛性」に特化されたモデルでは無く「バランス」に特化されたモデルという印象。

誰もが扱いやすく、色々なシチュエーションで快適に力強く楽しめるモデル◎

 

また、ケーブルのルーティングでは「フル内装」「セミ内装」「外装」に加え「Di2等の電動コンポ」「機械式コンポ」の全てのパターンに対応。

これは非常にありがたい仕様◎現行のディスクロードコンポであれば、殆どインストールが可能となりますね。

この仕様により、現在「アルミディスクロードをほぼほぼカスタムし、載せ替え用のカーボンフレームを探している」というユーザーも今使っているパーツをSTRAUSS PRO RACE2にインストールが出来ます。

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STRAUSS PRO RACE2を試乗した感想

実際に乗ってみた感想としては、フレームのシルエットから感じる通りの高次元でのバランスが取れたカーボンロードバイク◎

KhodaaBloom公式サイトでも書かれていましたが、昨今ではエアロロードの様なフレームがトレンドとなっている中「日本国内でもエアロロードが正解なのか？」というアンチテーゼを感じさせてくれるモデル。

日本という土壌では、アップダウンを繰り返し、直線的な道は少なくつづら道が多い。所謂エアロロードが活躍できるコースが少ない。

その中STRAUSS PRO RACE2は、ダンシングでの反応性・剛性やシッティングでぐっと踏み込むシーンにも対応。軽量フレームの恩恵もあり長距離を走っても余力を残すことが出来るという印象がまさに「日本の土壌と人にあったロードバイク」と感じさせてくれました。

 

ただし、バランス型ロードバイクのデメリットでは、「超剛性を求めているライダー」や「超軽量を求めているライダー」にとっては少し物足りないかもしれませんねー

加え、メーカーのキャッチフレーズで「山を競い、峠を楽しむレーシングロードバイク」とありますが、ポピュラーなヒルクライムロードとは乗り心地はちょっと違う印象･･･
※ポピュラーなヒルクライムロードは、超軽量が故にダンシングの振りが大きくなる為、フレーム前三角にかなり剛性を持たせているケースが多いですが、STRAUSS PRO RACE2にはその印象が少なかった。
ピュアなヒルクライムロードにオールラウンダー要素取り入れたといった感じでしょうか？

 

とは言え、レースに活躍するモデルと言うだけあって、ポタリング用途としては硬い印象。
軽めのギアでクルクル回しながら走るよりかは、少し重いギアで踏み込んでいくのが得意そう･･･

T800カーボンをメイン出来たフレームと聞いたので、ポタリングでもいけるかなーと思いましたが
STRAUSS PRO RACE2の性能を活かそうと思うとスプリンター程の脚質までは要らないけど、それなりに競技としてトレーニングは必要ですね！！

 

KhodaaBloomというブランドは、日本国内においての成果を探求し続けるブランド◎

以前に安田大サーカスの団長さんが乗っていたトライアスロン用ロードバイクは、ポピュラーなモデルよりもホイールベースが短く設計されていると聞いたことがあります。それは世界でのトライアスロンベースではなく「国内レースにフォーカスし最適化された設計」と考えたからだそうです。

STRAUSS PRO RACE2にもその想いが詰められ、国内ライダーにとって最も適したロードバイクを目指したモデルと言えますね。

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KhodaaBloom STRAUSS PRO RACE2のまとめ

✔完成車販売はKhodaaBloom直営店のみ（取り扱い店はフレームセット販売）

✔バランス特化型カーボンフレーム

✔ポピュラーなヒルクライムモデルにオールラウンダー要素を取り入れた走行性能

✔レースモデルというだけあってポタライダーにはちょっと硬め

山も登れるバランス特化型のカーボンロードを探されている方にとっては、選択肢の一つと言えるSTRAUSS PRO RACE2。

ただ･･･ちょっと高い？コスパが良いとは言い切れません。
直営店限定の完成車モデルであれば、ポピュラーな価格設定という印象もありますが、フレーム単体ではもう少し安かったらなーというのが本音。

完成車モデルが直営店限定は、ディーラーショップである当店としては「ずるい」って感じです💦
メーカーは「完成車」ではなく「直営店限定のバイクキット（セットプランみたいな感じ）」と言ってますが･･･

 

やはり「KhodaaBloomはコストパフォーマンスが優秀」というキャッチフレーズが店員の私にもかなり根強くありますねー

 

“コストパフォーマンスが優秀”と評価の高かったKhodaaBloomが新しいブランドイメージとして”高次元のスポーツバイク”ブランドになるのか･･･
期待しながらも、寂しい気持ちですね。
（誰もが手に入れやすくて、日本ライダーファーストな走行性能を発信し続ける「信頼あるブランド」を個人的に期待したい･･･店長個人）

 

最後に何度も言いますが「KhodaaBloom STRAUSS PRO RACE2」は直営店のみの完成車販売となっており、当店の様な”取り扱い店”はフレームセットでの販売となります。

組付のご要望がありましたら、別途ご相談くださーい！！

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