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ゆったりとした時間を自転車で楽しみたい方向け「MARIN NICASIO +(マリン ニカシオプラス)2023」ランドナーとは違う入門グラベルバイク

店舗:今出川京大前店(別館)
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– 目 次 –
  1. 「モデル、価格、サイズについて」
  2. 「NICASIO+のフレーム性能と乗り心地について」
  3. 「NICASIO+のスペックについて」
  4. 「MARIN NICASIO+のまとめ」

京都市左京区、京都大学近くの自転車店「サイクルショップエイリン今出川京大前店別館」です!
エイリン今出川京大前店別館は、子ども用自転車(キッズ・ジュニア)。クロスバイクから本格ロードバイクを中心に展開しています!

 

この物価高騰中でコスパ優秀と言われたエントリー向けグラベルロードが値上がりする中

良心的な価格をギリギリながら維持してくれているMARIN BIKES JAPAN。

 

今回ご紹介するNICASIO+は、今までそれほど注目を集めてはいなかったのですが、昨今ではコスパ優秀と騒がれ始めたモデルですね!!

 

\NICASIO+はYouTubeでも紹介中/

 


2023.MARIN NICASIO+(マリン/ニカシオ+)

メーカー希望小売価格:¥131,890(税込)
サイズ(適応身長):52cm(160-168)、54cm(168-175)、56cm(175-183)
カラーラインナップ(全2色):SATIN TAN、GLOSS GREEN

 

NICASIO+のフレーム性能と乗り心地について

当店でも人気車種「NICASIO SE」のドロップハンドルバージョン「NICASIO+」

「NICASIO SE」は、日本の土壌に合わせた日本限定モデルに対して「NICASIO+」はNICASIO SEのベースとなった本国モデルですね。

その為、フレームの材質やジオメトリーは同じなのですが、若干デザインが違ってきますね。

 

フレーム材質にはクロモリが採用され、細みのパイプとしなやかな乗り心地が特徴。

 

ジオメトリーでは、ヘッドチューブ長はポピュラーな長さに加え、コラム長に少し余力がありアップライトなポジションが可能。

チェーンステー長は短め+BB DROPはやや低めと650B径に合わせた小回りを効かせながら安定性を高めたモデル。

 

グラベルをぐいぐい走っていくよりもファンライド的にのんびりと色んな道を走っていくようなイメージ◎

 

タイヤは650b×47mmのWTB horizonのロードプラスタイヤが採用。こちらはNICASIO SEと同じ物が採用されていますね。

エアーボリューミーなタイヤでスリック仕様。クッション力を持たせ舗装路での快適性を向上。

オールブラックなタイヤカラーよりサイドブラウン系の方が個人的にも好み★

 

650Bタイヤはポピュラーな700cとほぼ同じ外周径という事もありスピードも意外と出しやすい。

ただ、太さから地面との摩擦抵抗を増やし失速は感じやすいですね。

クッション性とグリップ力の高さから安心感は確実に良いです!

 

●NICASIO+の乗り心地

高価なグラベルロードバイクと比べるとやはり重量感と走行性能は落ちますが、NICASIO SEをドロップハンドルにするだけで、長時間でのライドから来る疲労感は軽減。

クロモリフレーム+650Bの太いタイヤからクッション性とグリップ力から来るスピードを出す自転車独特の怖さが無いモデル。

そして、クロモリフレームの特徴である頑丈さから積載に対しても幅広く対応できます。

 

短時間で長距離走るライドよりもマイペースに色んな道を選択しながら走るのに適したモデルですね!

細いタイヤのクロスバイクやロードバイクではいけない様な道を景色を見ながら楽しみたいです!

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NICASIO+のスペックについて


変速ラインにはmicroSHIFT ADVENT 1×9SPEEDが採用

コロナ禍の混乱からShimanoパーツの供給不足によりmicroSHIFT社製採用モデルが近年で多くなってきましたね。

私自身もmicroSHIFT社のレバーを触るのが初めてだったのですが、Shimano STIレバーとは「見た目」「操作性」など違いを実感。

まず、見た目ではShimanoと比べ頭部分が大きく、Shimanoに慣れ親しんだ方だと違和感を感じますね。

ただ、この出っ張りによりレバーを握った時のフィット感というか悪路走行での引っ掛かりへの安心感はありますね。ShimanoのGRXシリーズの様なイメージでしょうか。

 

ブレーキの握りについては、NICASIO +がフルアウターワイヤーなので、ちょっと重い印象。半クラ状態の様に軽くブレーキレバーを握っている状態はちょっとしんどい

 

変速ストレスについてもShimanoと比べるとう~ん・・・といったイメージ。

とはいえ、NICASIO+のコンセプトから考えると、絶対嫌だという程でもなく。慣れてしまえば大丈夫そうです。

 

ただ、変速操作はShimanoよりもカンパよりです。

レバー下側と上側に樹脂製のタッチが存在し、両方とも外側から内側へ押すイメージですね。ここはShimanoで慣れ親しんだ方は注意が必要。

 

とはいえ、microSHIFTの良い点といえば、シンプルな設計という点。

microSHIFTであれば、互換性があり、フラットハンドルへのカスタムが容易である事や、シンプルが故に故障リスクが少ない事が上げられますね!

グラベルロードというジャンルは、悪路を走る機会が多く、繊細な仕様よりもmicroSHIFTの様なコンセプトを持つアッセンブルの方が向いているのかもしれません!


リアディレーラーもmicroSHIFTのADVENTが採用。

見た感じはそこまで悪くないですね。

スタビライザー機能はオフにしてもテンショナーのバネはShimanoよりも結構強め。

チェーンのバタつきは軽減されるイメージ。

 

スプロケットは11-46Tとワイドレシオ。

フロントが42Tのナローワイドチェーンリング採用という事もあり、ワイドレシオなスプロケット採用はありがたい◎

 

ブレーキはTektro社のメカニカルディスクブレーキが採用。

 

microSHIFTという物が正体不明感を感じられ不安がられている方も多いかと思いますが

NICASIO+が採用しているADVENTについては、オンロードよりもオフロード走行で力を発揮しそうなGRXシリーズの下位モデルといったイメージですね。

レースシーンにおいては不満になる点も多くなるかもしれませんが、NICASIO+に求める性能としては安心できる物だと思います!

 

全体的にアッセンブルパーツとしては、価格相応以上ではあるかなーと思います。

ここ数年の物価高騰では、Shimano Clarisモデルでもディスクであれば13万円程度してしまうなか、クロモリ1×グラベルとしては優秀といえます!

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MARIN NICASIO+のまとめ

クロモリフレーム+太めタイヤ+ドロップハンドル系バイクの入門モデルとしてオススメ

のんびりとゆる~く長い時間、景色を楽しみながら走るファンライドにピッタリ

日常使いにおいても、安定の高さと積載対応能力の高さから十分に活躍

速い自転車やグラベルをゴリゴリ走れる自転車を探されている方はゴメンナサイ!これじゃないです!

NICASIO+は、マイペースにゆったりとした時間を楽しみたい方にお勧め!

 

低重心でふらつきが少なく、太めタイヤが安定性に貢献

細いタイヤの自転車は怖いなぁと感じられる方は是非試乗してみてくださいね!

是非ご検討をお願いします!

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◆サイクルショップエイリンの「バイシクルローン分割サービス」◆

●総額30,000円以上、月々支払3,000円~ご利用いただけます。インターネットからのお申込みもOK!詳しくはお問い合わせください。



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今出川京大前店(別館)

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今出川京大前店(別館)

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