Panasonic Order System ORC28 　105完成車

当店価格￥162.180（税別）～＊使用により異なります。

展示車が到着。

トップチューブーダウンチューブーシートチューブ　前三角全てのパイプをΦ28.6、

そして1inchヘッドチューブを採用。

パナソニックオーダーの中でも最も”クロモリロード”らしい美しいフォルムを持つORC28。

今回はフレームカラー：1C-Y4 / S.Mゴールド（マット仕上げ）にシルバーの小ロゴでシンプルにオーダー。

POSオーダーの塗装は何層にも分けて塗装され、かつフッ素クリア処理もされるので、非常に美しく経年劣化防止効果もバツグンです。

組み立て最後の儀式ーヘッドバッヂの薄ﾋﾞﾆｰﾙはがし（きもちがええ）。

ヘッドバッヂに記載あるよう勿論の事、ハンドメイドインジャパンの高品質。

我々はもちろん普段自転車の組み立てにもちろん携わります。

その仮定で思い知らされるパナソニックオーダーメイドフレームの品質の高さには、毎度のことながら舌を巻く思いであります。

正直海外ブランドは足元にも及びません。

シートラグ

リアエンドハンガー

フロントフォーク肩

フロントフォークエンド

BBハンガー

ヘッドラグ

その高品質を担う各パイプを繋ぐハンガー部は全てロストワックス製法。

従来の鋳造に比べ、格段に高い寸法精度と美しい鋳肌が得られ、隣接部分を一体化したような複雑形状の量産も可能であり、高い品質のフレームを製作するとなれば無くてはならない技術。

ロストワックス製法は、クロモリ全盛期-80年代に自転車業界に採用され、クロモリフレーム最後の新技術と言われました。

例えば上図のようなものは分かりやすいかもですね。

（ピンクの線）がフレームの中心線だとします。

仮にリアエンド部が、たったの”1度”曲がってたとしても（黄色の線）、

タイヤの位置では約5ｍｍほどフレームの中心線からずれてしまい、結局は真っ直ぐ走らない。また、無理くり車輪を真っ直ぐいれたとしてもフレームへの負担がでてしまう。

パナソニックフレームは、そこを払拭すべく各ハンガー部にロストワックスラグを採用しており、

車輪含め各部品がピタッと真っ直ぐ取り付けること（＝真っ直ぐ走る、動く）が出来ます。

パナソニックという大企業による厳しい商品管理体制のもと、高いクラフトマンシップによる溶接技術や塗装行程、組み立て技術は勿論の事、その高い品質を持つ”具材”で作られるパナソニックオーダー。

お見事！！としか言い表しようが無いでございます。

本当に長く付き合える自転車というのはこういう事なのかもしれませんね。

そしてこれがまた”かっこいい”んですねー。

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