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あの人気クロスバイクを脅かすモデル「KhodaaBloom RAIL DISC(コーダーブルーム/レイルディスク)シリーズ」2022年新モデル発表(全3ラインナップ)

店舗:今出川京大前店(別館)
本記事は最新の更新から1年以上が過ぎています。内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

– 目 次 –
  1. 「RAIL(レイル)シリーズ共通のオススメ仕様について」
  2. 「RAIL DISC GRX(レイル ディスクGRX)」
  3. 「RAIL DISC EX(レイルディスクEX)」
  4. 「RAIL DISC(レイルディスク)」
  5. 「RAILシリーズ全ラインナップ比較」
  6. 「RAILシリーズのまとめ」

京都市左京区、京都大学近くの自転車店「サイクルショップエイリン今出川京大前店別館」です!
エイリン今出川京大前店別館は、子ども用自転車(キッズ・ジュニア)。クロスバイクから本格ロードバイクを中心に展開しています!

今回は、コスパ優秀と近年徐々に人気を上げてきているクロスバイク「KhodaaBloom RAILシリーズ」の2022年モデル速報を受け、2022.RAIL DISC(レイルディスク)シリーズ全3ラインナップをフォーカスしてご紹介!!

 

\2022.RAIL DISCシリーズ速報はYoutubeでも公開中/


KhodaaBloom RAIL(コーダーブルーム レイル)シリーズ共通のオススメ仕様について

【RAILフレーム】

KhodaaBloomのRAIL(レイル)は、シリーズすべて同フレームが採用された軽量クロスバイク。※リムブレーキモデルとディスクブレーキモデルの仕様差有り

よって、クラス毎での違いはフロントフォークを含めたパーツアッセンブルが違うというだけで解りやすいシリーズですね。

 

①軽量アルミフレームモデル

フレーム単体重量が1350gとロードバイクフレーム並みの軽量さを誇る、トリプルバテッド成型「EAST-L」フレームを採用。

 

②見た目と強度アップ処理済み溶接

そして、スムースウェルディング加工が採用され、溶接部が手作業による研磨が施されています。

これにより、見た目の良さに加え溶接部の耐久性を向上しています。

 

「クラス最軽量」を謳い文句とするだけあって、同価格帯クロスバイクの中でトップクラスの軽量モデルです。

ただ、軽量だからスピードを出せるというのは間違った解釈!

もちろん軽量はスピードを出すためにも必要な条件ではありますが、フレームを軽量にしていくことで角パイプが薄くなっていきます。
※KhodaaBloomのRAILシリーズはパイプが薄いといって通常走行での破損するような仕様では無いので安心してください◎

それにより、ペダルを踏みこんだ力がチェーンを伝ってギアに行くまでフレームがしなって力を逃がしてしまいます。

よって、薄くて軽量だから速く走れるというわけでは無く、適所適材に用途に合わせた厚み・重量の調整が必要。

RAILシリーズは、軽量なクロスバイクですが、脚力の強いライダーにとっては、力が逃げる印象があり、”グイグイ”スピードを出すモデルとは言えませんね。

どちらかというと、脚力に自身が無いけど軽やかに走りたいライダー向けモデルです!

 

③まっすぐ走りやすい設計(ジオメトリー)

BB下がり(BBドロップ)値は、ポピュラーな65mmを採用。登りや漕ぎ始めからの踏み込みの良さと高速時での安定性のバランスに配慮◎

 

そして、グラベルロード以上に長いリアセンターによりホイールベースを確保し、まっすぐ走ることに特化したモデルですね。また、リアセンターが長いことでリアキャリアやサイドスタンドを取り付けた際にペダリングでの踵が干渉しにくくなる点もメリット◎

デメリットは、ホイールベースが長いとカーブでのコントロールが低下(普通自動車とトラックの違いなような物)

 

ヘッドチューブ長では、クロスバイクの中で真ん中よりちょっと長くアップライドポジション。そして、トップチューブが”ぐい”っとスローピングしています。

トータル的に、レーシーな走りは難しそうで、気楽な走行が得意ですね。

 

【付属パーツ豊富】

KhodaaBloomのRAILシリーズは全てのモデルに「フロントライト」「サイドスタンド」「ベル」「ペダル」「リフレクター」が標準装備。

ベル、ペダル、リフレクターはクロスバイクであれば標準装備がポピュラーですが、「ライト」「スタンド」が標準装備なのは嬉しいポイント◎
※鍵は別売りです。

ただ、スタンドは良いとしても個人的にライトは「電池式で雨天に弱い」上にJIS基準の3倍以上の明るさとはいえ、「サイクリング向けとしては暗い」印象。

長距離を走る予定の方は、リアライトを含めフロントライトは別途ご検討してもらう方が良いかもです!

 

とはいえ、日常使いとしては良いスペックなので「おまけ」として非常に嬉しい!

 

RAIL DISC GRX(レイル ディスクGRX)2022.NEW MODEL

メーカー希望小売価格:¥137,500(消費税10%込)
サイズラインナップ:400mm(155-170cm)、440mm(165-180cm)、480(170-190cm)
カラーラインナップ(全1色):マットスレートブルー
車体重量:9.7kg(480mm)※付属品除く

2022年モデル新作となった「RAIL DISC GRX(レイルディスクGRX)」

フレーム下部から上部にかけ、マットブラック系色からブルーグレー系色へグラデーションをしている2トーンカラーが採用。

まだ、実物を見ておりませんが、90 年代の四駆をイメージしたカラー?とのこと・・・ここは実物を見ないとなんとも言えないですね(苦笑)

2トーンは当たりはずれが明確なので気をつけたい所!

 

変速ラインでは、モデル名でもあるShimanoグラベルコンポーネントのGRXシリーズ「RD-RX400」が採用された珍しいクロスバイクとなりました。

変速数は1×10SPEEDと徐々に人気となっているワンバイ仕様を採用。

 

シフターはShimano Tiagra(SL-4700)を採用。

GRXディレーラーとTiagraシフターのMixから、変速ストレスの少なさと悪路でのチェーンバタつきの軽減がされた優良コンポ。

 

ブレーキはShimano MT200のクロスバイクでポピュラーな油圧ディスクブレーキを採用。

昨今のコロナ禍により、Shimano製の油圧ディスクブレーキ入手困難な中、他社は別ブランドへ仕様変更していますが、KhodaaBloomはShimano製をチョイスできた事は嬉しい◎

 

フロントフォークには、カーボンフォークが採用。軽量性と振動吸収性に貢献◎

 

【2022.RAIL DISC GRX(レイルディスクGRX)の評価】

この発表をうけ、正直「RAILのグラベル用途は厳しいのに、なぜGRX(RD-RX400)が採用されたの??」でした。

確かにシンプルでメンテナンスリスク軽減からワンバイ仕様は人気が高くなってきています。サイクリング向けとはいえ、ワンバイ仕様で十分楽しめるユーザーも多いでしょう。

そして、Shimano GRXは話題性もあります。

また、GRX採用モデルで税込み137,500円は、昨今の値上がり傾向の中、コスパ優秀ともいえます!が・・・

 

これから、実物を見たり、メーカーと話しをしたりしていいく中で何か見えてくるかもしれません!見えてきたらまた、お知らせしますね!

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RAIL DISC EX(レイルディスクEX)

メーカー希望小売価格:¥103,400(消費税10%込)
サイズラインナップ:400mm(155-170cm)、440mm(165-180cm)、480(170-190cm)
カラーラインナップ(全2色):コバルトブルー/ブラック、マットダークブラウン
車体重量:10.3kg(480mm)※付属品除く

続いて、YouTubeでもご紹介しました「RAIL DISC EX(レイルディスクEX)」です!

当店でも、サイクリング向け入門クロスバイクとして一押しだったモデルが2022年モデルで更に軽量化され再登場しました!

カラーラインナップも一新され、若干高級感が出た印象。実物が届き次第ブログで報告しますね!

 

【2021年モデルからの変更点】

①パーツアッセンブルのマイナーチェンジで更に軽量化
●BB:
スクエアテーパー ⇒ BB-MT500 BSA
●クランク:
FC-M371(3SPEED) ⇒ FC-MT210(2SPEED)
●フロントディレーラー:
FD-M370 ⇒ FD-T3000
●グリップ:
スポンジグリップ(仮名) ⇒ エルゴグリップ(ロックリング付)

 


FC-M371

FC-MT210

まずは、BBとクランクの仕様変更について

単品だけの価格を見るとFC-M371の方が高いのですが、中空シャフト仕様のALIVIO「FC-MT210」とDEORE「BB-MT500 BSA」のMIXは軽量化と剛性強化が期待でき、ナイスな仕様変更◎

 


FD-M370

FD-T3000

そしてフロントディレーラーはALTUS(FD-M370)からACERA(FD-T3000)へ変更。

これは、フロント2速に対応させるための変更と考えられる。ただShimanoグレードとしてはACERAの方が上位グレードとなり、ちょっぴり嬉しい◎

 


スポンジグリップ(仮名)

エルゴグリップ

グリップについては、エルゴノミックタイプのロックリング付きグリップへ変更。単純に手のひらの負担軽減と固定力強化がされGOOD◎

 

こういった細かいマイナーチェンジを行ったことで、完成車重量が10.5kg(480mm) ⇒ 10.3kg(480mm)に200g減量!

かなり微差に見えますが、クラス最軽量クロスバイクに拘ったKhodaaBloomの意地ですね

 

②価格の変更

税込み79,200円 ⇒ 税込み103,400円と税込み24,200円アップ

価格だけで見ると正直厳しい値上げです。ただ、殆どのブランドで2022年モデルの値上げが決定しており、KhodaaBloomも値上げをせざるを得ない環境下。

元々コスパ優秀だった中で、他ブランドとそれ程値上げ幅を変えず、それに加えスペックアップとなっています。

 

【2022.RAIL DISC EX(レイルディスクEX)の評価】

冒頭でもお伝えした通り、2021年モデルでは、当店一押しの「サイクリング向けクロスバイク」は2022年も変わらずといった印象◎

もちろん価格の値上げはユーザーにとってはネガティブな情報ではありますが、スポーツ自転車業界全体での値上がりの中KhodaaBloomはかなり頑張って価格設定をしてくれていると感じます。

2022年モデル全ブランドのラインナップを見てみないとハッキリとは言えませんが、価格が上がってもトップクラスのコストパフォーマンスを維持したクロスバイクです!

 

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RAIL DISC(レイルディスク)

メーカー希望小売価格:¥78,100(消費税10%込)
サイズラインナップ:400mm(155-170cm)、440mm(165-180cm)、480(170-190cm)
カラーラインナップ(全4色):マットダークグリーン、ダークブルー、マットブラック、マットサンドベージュ
車体重量:10.9kg(480mm)※付属品除く

当店で2021年モデルクロスバイクの販売実績が1位となった定番油圧ディスクブレーキ採用クロスバイク「RAIL DISC(レイルディスク)」です。

 

▼2022.RAIL DISCの詳細記事はコチラ

コスパ最優秀クロスバイク2022決定版「KhodaaBloom RAIL DISC(コーダーブルーム レイルディスク)2022」これからクロスバイクを始めたい方は絶対チェック!!

 

一番人気だったマットブラックを残し、その他カラーラインナップを一新。

そして、上位グレード「2022.RAIL DISC EX」同様に「2022.RAIL DISC」も更に軽量化されました。

 

【2022年モデル驚きの軽量化】

まず初めに驚いたのが、完成車重量10.9kg(480mm)です。2021年モデルより600g軽くなった事もそうですが、同ブランド上位モデル「RAIL DISC EX」の2021年モデルが10.5kgに迫る軽さになっているという事ですね。

正直、「タイヤ」「サドル」「ペダル」をちょっと良いのに変えるだけで2021.RAIL DISC EXに勝てる軽さになるのでは・・・?

●パーツ構成の変更
①クランク:Forged アルミクランク(3SPEED) ⇒ Shimano FC-TY501(2SPEED)
②タイヤ:KENDA K-1029 ⇒ KENDA K-193


2020-21.RAIL DISC

2021.RAIL DISC

2021年モデルから「クランク」と「タイヤ」が変更されていますね。クランクがShimano社製に変更になったのはかなり嬉しいポイント◎

タイヤについては、よくわかりません。(すみません)おそらく完成車用のOEMタイヤなのは間違いないので、大きな差は無いと思います。

 

●軽量化に成功した理由は?
正直、分かりません。パーツ変更で「クランクが良くなった」 + 「3×8SPEEDが2×8SPEEDに変更された」は軽量化に影響すると思いますが、実質600g軽くなるとは考えにくい・・・

この理由については、続報を待て!といった感じですね!

 

【2022.RAIL DISC(レイルディスク)の評価】

やはりというか、2021年モデルから値上がり(税込み13,200円アップ)してしまいました。これはコロナ禍において原材料の高騰+輸送費高騰と海外工場の人件費高騰が重なったためとされており、これはKhodaaBloomだけではなく、スポーツ自転車業界全体での値上がりとなっています。

 

日常使いクラスでありながら、殆どのパーツアッセンブルをShimano製で揃え、耐久性+快適性の高いRAIL DISCは、他ブランド同価格帯クロスバイクと比較しても優秀なモデルと言えます!

更にカラーラインナップが増えたことでチョイス幅拡大はGoodです!

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RAILシリーズ全ラインナップ比較


※メーカーカタログ引用(2022.05.02の価格改定前のデータとなります)

メーカーのカタログで各モデル毎の比較表が掲載されていました。

「上り性能」については解釈の違いがあるので、若干「?」ではあります(完成車重量とホイール性能から上り性能が良いと判断したのかな?)が、粗方こんな感じです。

 

当ブログで紹介していない新モデルでは、「RAIL SAKURA」がリムブレーキシリーズで追加されていますね。こちらの詳細についてはまたの機会にご紹介できればと思います。

 

①ブレーキの種類から選ぶ

RAILシリーズのいずれかでお考えの方は、まず初めに「油圧ディスクブレーキ」にするか「リムブレーキ(Vブレーキ)」にするかで検討されると思います。

ざっくりですが・・・

●「ほぼ毎日乗る」「雨天時も乗る」「下り坂を含めスピードが出やすい環境」「マメなブレーキ調整が面倒」
 ⇒油圧ディスクブレーキがオススメ!

●「週2ぐらい以下で乗る」「雨の日は乗らない」「ブレーキの頻度は少ない」「少しでもリーズナブルに・・・」
 ⇒リムブレーキ(Vブレーキ)がオススメ!

 

②スペックから選ぶ(油圧ディスクブレーキ編)

●「凸凹道走行が多い」「アルミディスククロスバイク最軽量を求める」
 ⇒RAIL DISC GRXがオススメ!

●「中・長距離サイクリングをしたい」「日常使いもしたい」
 ⇒RAIL DISC EXがオススメ!

●「日常使いがメインで休日サイクリング」
 ⇒RAIL DISC

 

③スペックから選ぶ(リムブレーキ編)

●「完成車重量8.7kgはかなり魅力的」
 ⇒RAIL 700SL

●「休日サイクリング(中・長距離)がしたい」
 ⇒RAIL 700

●「日常は殆ど乗らない」「初めてのサイクリングに向けてリーズナブルなクロスバイクを探している」
 ⇒RAIL ACTIVE

●「女性に配慮されたモデルを探している」
 ⇒RAIL SAKURA

●「とにかくリーズナブルなクロスバイク」
 ⇒RAIL 700A

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RAILシリーズのまとめ

RAILシリーズ全8ラインナップと用途にあわせたパーツアッセンブルチョイスが出来る◎

どのクラスも同価格帯クロスバイクトップクラスの軽量モデル

身体能力を求めない辺りが気楽に乗れる秘訣

スポーツ自転車業界全体での値上がりでも、かなり優秀なコストパフォーマンス

冒頭でもお伝えした通りRAILシリーズは全て同一フレームを採用し、パーツアッセンブル等の違いからクラスが別けられたシンプルになっています。

また、かなり軽量なクロスバイクですが、トップスピードを求めるより軽やかに気軽に楽しめるクロスバイクですね。

身体能力が優れていないと自転車は楽しめないといったを感じさせない、誰でも楽しめるよう開発されたRAILシリーズ。

 

実物が納車されましたら、続報ブログを上げたいと思います!

 

シリーズ内ラインナップが多いので今回は油圧ディスクブレーキモデルのみにフォーカスしましたが、それでもボリュームのある記事となってしまいました。(汗)

最後までお付き合いありがとうございます!

 

クロスバイクってハードルが高そうと思わず、是非試乗等して頂きたいモデル「RAILシリーズ」をよろしくお願いいたします。

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◆サイクルショップエイリンの「バイシクルローン分割サービス」◆

●総額30,000円以上、月々支払3,000円~ご利用いただけます。インターネットからのお申込みもOK!詳しくはお問い合わせください。



\ この記事を書いた店舗 /

今出川京大前店(別館)

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今出川京大前店(別館)

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