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Panasonicの新しいe-bikeブランド「XEALT(ゼオルト)」の第一弾モデル「M5」e-MTBで新しい遊びを探すモデル!【BE-GM136、BE-GM142】

店舗:今出川京大前店(別館)
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– 目 次 –
  1. 「モデル、価格、サイズについて」
  2. 「e-bikeというジャンルについて」
  3. 「ドライブユニット(モーター)について」
  4. 「フレーム/フォークサスペンション性能について」
  5. 「スペックについて」
  6. 「試走した感想」
  7. 「XEALT M5のまとめ」

京都市左京区、京都大学近くの自転車店「サイクルショップエイリン今出川京大前店別館」です!
エイリン今出川京大前店別館は、子ども用自転車(キッズ・ジュニア)。クロスバイクから本格ロードバイクを中心に展開しています!

 

パナソニックサイクルテックがe-bikeブランドとして新しく立ち上げた「XEALT(ゼオルト)」の第一弾モデル「M5」の紹介です!

 

\XEALT M5はYouTubeでも紹介中/

 


XEALT M5(ゼオルト M5)

【メーカー希望小売価格】¥442,000(税込)※専用充電器含む
【1充電あたりの走行距離(36.0V-13.0Ah)】HIGH約73km、AUTO約96km、ECO約135km
【サイズ(適応身長)】360(157-170cm)、420(170-183cm)
【車体重量】25.4kg(360)、25.5kg(420)
【カラー(全2色)】ブルブラック、スターライトシルバー(限定台数)

50台限定で「スターライトシルバー」がリリースされました!!

e-mtbってどうしても”ゴツ”く見えがちですが、シルバーになっただけでかなりスタイリッシュに◎

 

 

e-bikeというジャンルについて

e-bikeという新しいアクティビティツール

パナソニックサイクルテックでは「電動アシスト自転車」というカテゴリが確立しており、e-bikeという高価な電動アシスト自転車を購入しなくても、便利でお買い得なモデルが多数あります。

“移動手段”であるモビリティとしてだけであれば、確実に「電動アシスト自転車」の方が適していると思います。

e-bikeと言われるカテゴリは、モビリティとしてだけではなくアクティビティとして楽しむために開発されたカテゴリと言えます。

 

「時速24kmしか走れない」や「速く走るならロードバイクの方が良い」と言われる事も多いのですが、何かと比べるのであれば、メリットのある方を購入し楽しんでもらえれば良いかなーと思います。

e-bikeは、e-bikeでしか出来ない新しい遊びを発見し楽しんでいくモデルなんだと思います!

とはいえ、私自身もe-bikeというカテゴリでしか出来ない遊びって何??という状態。

色々なメーカーのe-bikeに試乗がてら走りに行ったりもしましたが、今ある遊びをe-bikeでやってみて、メリット・デメリットを探す事をしていましたね。

 

これから色んなメーカーがe-bikeの開発に力を入れてくる中、私も勉強していきたいと思います!

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ドライブユニット(モーター)について

独自ドライブユニット「GX DRIVE UNIT(GXドライブユニット)」を搭載したM5。

最大トルク90Nmと急勾配での圧倒的なパワーを発揮してくれるモーター。

その重量は2.95kgとライバルに引けを取らない軽量モーター◎

欧州市場で高い評価を得ているドライブユニットを日本のフィールドに最適化されたモデル。

 

 

アシストモードは3種類

「HIGHモード」⇒スタートからしっかりとアシストをしてくれるモード。急勾配の坂道でもひるむことなく突き進めるモード。

「AUTOモード」⇒パナソニックが長年培った電動アシスト自転車のデータから踏力に応じたアシスト

「ECOモード」⇒最大135kmの走行が可能なモード。フィットネスを兼ねて走りたい人向け!

 

アシストモードの変更は手元の液晶ディスプレイで操作が容易◎

液晶ディスプレイから、USBを繋いでモバイルバッテリーとしても活用可能◎

また、Bluetooth接続により、スマートフォン用アプリのkomootと連動し、簡易ナビゲーションの表示が可能との事。

 

バッテリーには、36.0V-13.0Ahが採用。取り外しはダウンチューブ下側からですね。

HIGHモード・・・約73km、AUTOモード・・・約96km、ECOモード・・・約135kmの走行が可能。

 

また、バッテリー充電では自転車にさしたままでも、バッテリーを取り外しても充電が可能◎

 

何にせよ、Panasonic社製のモーターとバッテリーというのは、日本人にとって信頼度は高い!

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XEALT M5のフレーム/フォークサスペンション性能について

アルミフレームが採用されたハードテイルe-MTB

正直な所、e-bikeでのフレームジオメトリーってどこまで影響するのか解りづらい・・・

バッテリーやモーターの取り付け位置や重量によって重心バランスが変わってしまうので、そっちの方がジオメトリー以上に影響がありそうな印象。

 

どちらかというと、ジオメトリーによる走行性能よりも適正ポジションが取れるか?を確認する程度になってきますね。

トップチューブの形状がかなり傾斜している為、スタンドオーバーハイトでは注意が必要ですね

ドロッパーシートポストをうまく活用して、停車時での足つきをコントロールするのであれば問題ないのですが、

サドル前に降りて停車する場合はトップチューブと股下が干渉してしまうケースもありそうですね。

 

フロントフォークには、SR SUNTOUR “AION35 EVO Boost RLR-PCS”(トラベル :150mm, オフセット : 44mm, エンド幅 :110mm, スルーアクスル :15mm)が採用。

トラベル量150mmとクッション性抜群な仕様◎

e-bikeのハードテイルモデルなので、あまりお勧めできないですが、フォークだけであればトレイルやエンデューロでの活躍できるモデルですね!

 

もちろんリモートでのサスペンションを固定する機能の「ロックアウト」も完備◎

 

オンロードでのサイクリングではサスペンションを固定し走行性をUPし、ガれた路面や林道、砂利道といった場面ではトラベル150mmが堪能できますね!

 

ホイールの固定はスルーアクスル規格が採用。e-MTBとなれば、ここはスルーアクスルであって欲しい当然のチョイス◎

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XEALT M5のスペックについて

変速機には、1×12SPEED Shimano DEORE(RD-M6100)が採用

 

リア12速(10-51T)とかなりのワイドレシオ。フロントには35Tが採用されており、かなりの軽いギア比まで対応。

 

ブレーキはShimano SLX油圧ディスクブレーキが採用。

 

タイヤには、MAXXIS ARDENT 27.5×2.40。MAXXISのMTBタイヤシリーズの中でもオールラウンダーなトレイルタイヤ◎

M5のコンセプトと相性良しですね!ただしチューブレスレディ非対応なのでご注意を!!

 

シートポストにはトラベル100mmのドロッパーシートポストが採用◎

オン・オフでのポジション移動や信号待ち等で活躍◎

 

ハンドルは、ちょっと驚きの680mm幅を採用。

MTBカテゴリでは幅の広いハンドルが採用される事はよくある事なのですが、Panasonicがそれを採用したのはちょっと驚き。

 

道交法により、自転車が走行できる歩道では自転車の幅が600mm以下でないといけません。自転車は車道を走ることが前提となっており、車道を走るのであれば600mm以上でも大丈夫なので、MTB等では600mm以上の物が多くなっていますね。

とはいえ、勝手な思い込みにはなってしまいますが、Panasonicはこの辺をしっかりと守ってくるのだろうと思っていました。

外してきたという事は、XEALT M5は、モビリティとしてではなく、アクティビティツールとして開発したという意思の現れなのかもしれませんね!

 

グリップは、ERGON GE10 Evo Slim。サドルには、SELLE ROYAL MILO-1402HRN Cr-Moレールが採用◎

ERGONやSELLE ROYALというブランドは、MTBやグラベルといったジャンルではポピュラーに採用され、悪路を走るモデルとして、嬉しいチョイス◎

 

スタンドは別売りとなります!ご注意を!

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XEALT M5を試走した感想

オンロードでの試走した感想は、良くも悪くもPanasonicの電動アシスト自転車という印象でした!

スタートした瞬間は、しっかりとアシストをしてくれ安定した加速を感じることができ、

時速20kmぐらいまでの速度では、自然すぎるアシストの設定により、e-bikeに乗っている事を忘れさせてくれる設定。

 

ただ、時速20kmをこえたあたりから、アシスト制限により”ぐぐぐっ”と自転車の重量が増してくる感触。こればかりは時速24kmの壁といった印象ですね。

これは、Panasonicの一般電動アシスト自転車と同様で、急なスタートを極力抑え、アシスト自転車特有の”怖さ”に配慮された設定といえますね。

モーター音も街中では気にならない程度で◎

個人的なマイナスポイントでは、スポーツアクティビティとして気持ちよく汗がかける領域が狭いかなーと感じました。

時速20kmまでぐらいが自然すぎるアシスト設定により、心拍数をあげて汗がかけるぞーという感触は無く、逆に時速20kmをこえたあたりから来る重量感。

車体の能力的には25km/h~28km/hぐらいで走ると良い感じで心拍数を上げられ満足できそうな感触がありながら、そこまで到達させるのに一苦労・・・

 

M5はドライブユニット関連は軽量でありながら、完成車の総重量が他社よりも少し重い。

これは剛性に意識が行き過ぎた結果によるものと推測されますが、アシスト力が減らされた速度域ではただただ重い。

 

その為、巡航速度が23km/h程度が気持よく心拍数を上げて走れる領域という感じになっちゃいますね。

Panasonicの優秀すぎるアシスト設定が、乗り手を過保護にし過ぎていると感じる方もいるかもしれませんねー

峠での登りでは、さすがe-bike!っといった印象◎

普段登りで10km/hがやっとの坂でも15km/h~18km/hで登れてしまい、更に疲れない・・・

登りの疲労感を楽しみたい方は、あえてアシストモードはECO等にした方が良いですね(汗)

 

 

e-mtbというジャンルなだけあって、オフロード走行はかなり楽しめますね!

普段では足を付いてしまう様な登りでも安定して登っていけるし

下りでも、軽いトレイルぐらいであれば初心者でも安心して走れるのではないでしょうか?

登りも下りも安心して楽しく走り抜けられるとなると「もう一回行こ!」ってなっちゃいますね!

 

車重量があって、アシストが付いているe-bikeだと直ぐに後輪が滑ってしまうのでは?という心配もありましたが、Panasonicのアシスト設定の優秀さから、何も考えずAUTOモードにしていれば、スムーズに走ってくれますね!

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XEALT M5のまとめ

電動アシスト自転車のパイオニア的企業Panasonicが新たにe-bikeブランドとして立ち上がったXEALT(ゼオルト)の第一弾モデル

Panasonicらしい、e-bikeである事を忘れさせてくれる、アシスト設定

最大トルク90Nmのパワフルアシストと最大走行距離130kmのバッテリー搭載

スプロケット10-51Tの超ワイドレシオギア採用。

軽いトレイルからサイクリングを楽しめるハードテイルe-MTB

ドライブユニットは他ブランドよりも軽量ながら、全体的な車体重量では少し重い印象。

おそらくフレーム剛性でのレギュレーションが厳しく重量が増したというPanasonicあるあるなのかもしれませんね・・・

 

また、e-bikeを選ぶ中で「モーターの性能」や「走行距離」、「自転車本体の性能」も大切ですが、メーカー毎でのアシストの味付けも大切かなーと思いますね。

今まで試走したモーターをブランド別で言うと

Shimano・・・過度なアシストをせず、スポーツアクティビティとして汗をかきながらライドを楽しめるように設定

BOSCH・・・電動自転車乗ってます!と強調されるかの様なパワフルなアシストを感じさせてくれる設定

YAMAHA・・・BOSCHと似たような設定

Panasonic・・・アシスト自転車である事を忘れさせてくれる自然なアシスト設定

本文ではPanasonicの過保護過ぎるアシスト設定と記載しましたが、人によってはそれがプラスポイントになるケースもあり、自然なアシスト設定によって怖さが無く、ライドを楽しめる。

無理なく長距離のサイクリングが出来る事で別のアクティビティを楽しむことが出来るなどのメリットも多くありますね!

どのメーカーも決められたルールの中で、e-bikeという存在がこうであって欲しいというポイントを独自の哲学で表現されているので、ユーザー側として満足いく推しメーカーを選択したいですねー

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◆サイクルショップエイリンの「バイシクルローン分割サービス」◆

●総額30,000円以上、月々支払3,000円~ご利用いただけます。インターネットからのお申込みもOK!詳しくはお問い合わせください。



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