「タイヤの下の力持ち」
こんにちは。からのこんばんは、スタッフTKでっす。
久しぶりにシティサイクルに乗りました。
存外に良く進むなあ、と姉の27インチのシティサイクルに勝手に乗っていたのですが、
普段スタッフTKが愛用しているロードバイクは2/3が26インチとも呼ばれる650Cサイズ(一般車の26インチとは違います)。
身長の小さいスタッフTKは大きいフレームに乗っている風味を出すためにそうしているわけですが、
径のサイズがホイールのISO的な、公的単位である「ETRTO」(エトルトと読みます)表記でサイズを比較してみると、
一般車の26インチ → 590
一般車の27インチ → 630
ロードやクロスバイクのよくあるサイズ700C → 622
650Cと呼ばれるサイズ → 571
ざっと上げてみましたが、タイヤの外周部分のサイズとして考えると、ずいぶん違うことがお分かりになると思います。
様々な要因が絡み合う上に、それぞれ人によって感じ方が違うことと相まって「良く進む」ということを結論づけるのは大変ですが、
同じよう進むギア比で踏んだとしても、同じ回転数で進む距離が短いことがどういう影響を与えるか、想像して頂けると面白い(と私的に)思います。
そして改めてタイヤなどのサイズに興味がでた方は「ETRTO」検索検索ゥ!
と、つまらない話はここまでにして、タイトル通りタイヤの下の力持ちとは…
ドン!
ときました。タイヤを外してみたことのある方にはわかるとは思うのですが、外周にクルッと巻いてある青いヤーツが力持ちです。
名を「リムフラップ」や「リムテープ」と呼ばれています。
ホイールの内側のアナを塞いでやることが主な仕事なのですが、写真の状態だとアウトです。
さらにコレもダメです。アナがはみ出ていますね。
上の写真のリムテープ君がなぜだめかというと、リムテープがアナの形にずいぶん変形していますね。
穴の形にチューブが変形しないように抑えるための役割をはたしていますので、実はかなり重要な役割を果たしています。
これはチューブの裏側です。内側の白い筋のような部分が見えますでしょうか。そこがリムテープとの接触面です。
いい例がなかったので無理やり感は否めないですが、つたわれば良いな、と思ってさっき撮った写真を貼っています。
白い丸と矢印は、ちょっとあがいてみました。そこに穴が開いています。小さな。
これがタイヤの外周にそった部分だったら、石やらクギやらハリガネやら押しピンやらが悪さをしていることが多いのですが、
これは内側です。外側に穴が開いていないのに内側に穴をあけるのは「発勁」的な奥義を使ったとしか思えません。
クギごときに奥義が使えるはずがないので、内部の反逆者であるリムテープがわりと原因です。
そんなときタイヤ交換やパンク修理の時、「リムテープ痛んでいたらついでに交換お願いします」の言葉を頂けると大変助かります。
おテープの物でしたら、いつでもホイールサイズに関わらず常時在庫しております。(1ホイールにつき330円)
ですが、レーシーなタイヤによくある標準の空気圧が100psi~のようなものですと、出来ればおテープの物より、
輪っかになってるタイプの方がシッカリしているタイプの物が多いので、それを取り寄せさせて頂くのがベストです。
見えないところにしっかり気を配ることで、将来やってくるトラブルの予防をする。それは賢いと思います。
スポーツ車の時は出来る限りお声かけしておりますが、お客様から言って頂けるとスタッフTKが喜ぶので是非言ってください。
今日はここまで。地味な部分ですが土台もしっかりさせて参りましょう。
オマケ
外側からやってきた的にも対抗できるようです。
700*23Cサイズ、1ホイール分で648円(税込)
パンク防止に興味津々なあなたにオススメです。
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