こんにちは

中京区で営業中のサイクルショップエイリン御池店です。

 

 

 

なんだか毎年夏が終わる終わる詐欺を感じつつ、と思ったものの何が言いたいんでしょうか笑。

今朝はなんだかセミもちょっと自粛ムードな一日。

 

 

 

さ、今日ご紹介する自転車は夏の終わり感をすっきり吹き飛ばすような、そんなサワヤカで格好いい1台。

いやむしろこの晩夏っぽい今の季節こそぴったりじゃないかな1台。

待ちに待ったロードバイク、今なら在庫がありますよー！

 

 

 

 

 

 

 

2017年モデルKOGA (コガ) KIMERA AL SORA

販売価格　¥134,800（税抜）

 

フレームサイズ540㎜

適応身長170～185㎝

 

 

 

 

オランダ生まれのピュアレースブランド、KOGA。

メディア露出も珍しく、なかなかマニアックなところにいるのは間違いありませんが。

その分僕なんぞは街中でKOGAを見ると「お、お目が高い」と思うわけです。

もちろん推しのメーカーという贔屓目も影響していますね笑

唯々マニアックで珍しいだけのメーカーさんではなく、堅実でストイックな走りが楽しめる自転車を作ってくれるというところはおススメポイント高いです。

では、ご紹介いたします。

 

 

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硬すぎず、柔すぎずのとてもバランスが良い上質なアルミフレーム

いつもこの走りやすさには驚かされます。

手元に来る衝撃の少なさや反応性の良さ、そして踏み込みパワーロスの少なさといった「走る」ことに対してライダーから求められる要素をストイックに追い求めた結果がこのフレーム。

それもそのはず、こちらのKIMERA AL、本国オランダではアルテグラアッセンブルでの販売。

日本仕様としてSORA、ないしはTiagra仕様での組み上げ販売になりますが、コンポをエントリーグレードに変更したこのモデルも高水準の走りは充分感じられます。

 

 

 

ジオメトリとしてはフレームサイズ540mm、仮想ホリゾンタルのトップチューブ長は551㎜と若干長めにとってありますが、それがKIMERAシリーズ共通の特徴でもありますね。

しっかりとした前傾姿勢を取ることが出来るので、上体をカチッと固めて走ることでかなりのスピードライディングが可能。

シートステーとチェーンステーからなる後ろの三角形も小さめで、踏み込みのパワーロスは非常に小さくダイレクトな進み心地。

実際の数値的にもリアセンター長は406㎜、ホイールベースは991㎜とやはり短めに切り詰めて設計されていますね。

ちなみに細かいポイントではありますが、このKOGA純正のステム、若干の重さはありますがそのおかげかかなり硬い！

どんなにもがいても捻じれそうな気が全くしないのが凄いです。

 

 

 

ただし、このフレームも硬いだけではなくて先に書いたように体にかかる衝撃は想像以上に大人しい。

剛性の高い箇所、しなりを生んでくれる箇所のメリハリが利いていて、特にフレーム上部が積極的にしなることにより路面のデコボコからくる衝撃をやんわりといなしてくれます。

この細いカーボンフォークもいいですね。

これもしなりによる快適性向上に一役買っています。

もちろん価格バランスもありますが、コラムはアルミコラムで必要以上にしなることもなく、上下異径のヘッドチューブがちゃんとコーナリングでも車体を支え、ブレーキもかっちりときかせてくれます。

 

ジオメトリの数値的にはしっかりと走れるレース志向、それでいてチューブ形成等は快適志向と全体的に柔剛のバランスが高い水準で保たれていて、結果として上質な走りを楽しめる最高のアルミロードバイクと言えます。

 

 

 

コンポはフルSORA仕様。エントリーに、とはもはや言えないくらい充分な性能感！

ちゃんとクランクからブレーキキャリパーまで揃っています。

モデルチェンジによって僕が一番感じたのはフロント変速のスムーズさですね。

STIのタッチから実際にガクンとギアの切り替わりまでが雑味なく、そしてノータイムで行われます。

STI周りもすっきりと上位グレードと同様の作りで嬉しいですね。

ちなみに前後ホイールもちゃんとShimanoさん、WH-R500を採用。

しかもオリジナルの（？）ブルーデカール仕様。

シールドベアリングとはいえ足回りのグレードアップが走行性能アップへ最も近道。

 

 

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さ、いかがでしょうか。

 

本日ご紹介したKOGA　KIMERA　AL　SORA。

よくアルミロード最高峰、として挙がるのがCANNONDALEのCAAD12ですが、僕はこのKIMERAもそこに並ぶかそれ以上の1台だと確信しています。

もちろんパーツアッセンブルが、という理由も含めすぐにCAAD同様の走りが出来るというわけではありませんが。

ただしフレーム性能の天井はとても高く、僕たちライダーの成長とパーツグレードアップによっていつまでも走りを向上させることが出来ます。

エントリーにも2台目の乗り換えにもおススメモデルですね。

 

 

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