街も山も快適に走れちゃう ビアンキ(Bianchi) オルソ(Orso)
こんにちは
中京区で営業中のサイクルショップエイリン御池店です。
まだまだ寒い季節ではありますが、こんな寒さだからこそ自転車でがっつり走って心も体もアツくしちゃいましょう。冬こそ代謝アップのチャンスですよ。
さて今回は、ビアンキが満を持して日本に初投入した最新グラベル車を紹介しますね。
あの有名なイタリアンブランドの、しかもグラベルロードとして新しく開発されたのが、今回のオルソです。さすがにビアンキだけあって、まずルックスがかっこいい!クラシカルな香りがプンプン。そして長時間乗っても疲れにくい乗車姿勢とマイルドな乗り心地。うまくまとめてきてますね。うちのカミさんが許してくれるなら正直欲しい…(笑)。
林道ツーリングでアドベンチャーもよし、クロスバイクのように街乗りや通勤にもよし、スリックタイヤに変えてロングライドもよしと、マルチに使えるバイクと言えます。
では本日の1台、各部の特徴などを紹介していきますね。
2019年モデル
Bianchi(ビアンキ) Orso(オルソ)
エイリン販売価格 ¥133,000(税抜)
フレームサイズ 530mm(適応身長:168-180cm)
カラー:マットミリタリー
細身フレーム&クラシックなルックスが美しい
フレームはクロモリならではの細身が特徴で、クラシックなたたずまいが光ります。
クロモリは振動を抑えやすいので疲れにくく、林道も市街地も快適に走りやすいですよ。
また、WTBのブラウンサドル、サイドが飴色のWTBタイヤ、レザー風のバーテープ、クラシカルデザインのエンブレムは全体の統一感があって風合いがグッドですね。
個人的にはこのバーテープの薄さ&しっとり感は大好きです。
スウェード生地のような上品な手触りは病みつきになること間違いなし!!
カーボンフォークとスルーアクスルを採用
オルソの特筆すべき点の1つは、エントリー価格帯でありながらフォークにカーボン素材を採用しているところです。
どうしても高級なイメージが先行しますが、基本的に最近のロードバイクカテゴリではフォークだけにはカーボン素材を採用したモデルが増えているのも事実。
繊維素材を固めたものなので、金属系のようなバリバリの固さが無く、軽量&振動吸収性に優れているのがポイントですね。
だからハイエンド系のロードバイクにはカーボンなんですよ。
ちなみにフレームはクロモリ鋼を採用。
チューブはダブルバテッドという、パイプの厚みを2種類に変えてメリハリを利かせることで、軽量化&剛性バランスを良く取ったものです。
クロモリ鋼のフレーム自体アルミフレームのカツンカツン感のある乗り味とは違い、「粘り」や「しなり」といった単語が先行する優しい味付けなのも特徴。
前述のフォークと相まって、適度な剛性と乗り味の柔らかさが魅力と言えますね。街中の段差を敢えてガツガツ試乗してみましたが、グイングインと衝撃をいなしてくれる感じです。
そしてフロントもリアも車軸は最近話題の12mm径スルーアクスル規格を採用。従来の固定方法であるクイックレリースより芯が太くなっています。しかもフォークエンド部には車軸の切込みがないのでたわみが少なく、コーナリングが楽しくなりますよ。
山道上等! グラベルならではの面白さ
グラベルが真価を発揮するのは…そう山道、ですよね。
オルソはフロントギヤが46/34Tという軽めのクランク、リアも歯数11-34Tの幅広いギヤ構成比になっています。山道の登りもクルクルとぺダリングしやすいのがポイント。
そしてタイヤは幅が37mmの太目を採用。グリップを維持しクッション性もよく、林道や砂利道などのオフロードでも安心感大ですよ!
実際に走ってみて感じたのは、舗装路でもけっこうスピードを出しやすいタイヤだなぁ~と。MTB的なボコボコタイヤによくある「ごぉ~」というロードノイズもなく、転がり抵抗も大きくないので意外とスピードを上げやすいんです。さらに、スリックタイヤに履き替えれば、市街地でもっと高速巡航で走れちゃいますよ。
そしてもう1つ大きなポイントは、乗車時の姿勢が楽ちんなところ。前傾が少し緩いので首や肩、腰に優しいんです。ガチガチのロードバイクとはこの点が一線を画します。
また、グラベルならではのドロップハンドルは前から見ると少しハの字に広がっています(フレアータイプ)。自然な角度でシフトレバーに手を添えやすいし、下ハンドルを持った際には車体を抑え込みやすく力もかけやすい。こうした人に優しい設計、好きですねぇ。
カスタムも楽しいフロント&リアのダボ穴
フロントフォーク、バックフォーク、リアエンドにはダボ穴も付いています。
各種キャリアやサイドバッグを装着することも可能なのでカスタムの拡張性もアップ。
長距離ツーリングなどにもピッタリのうれしい仕様となっていますよ。
さ、いかがでしたでしょうか。記事を通してこの自転車に興味を持ってもらえたら、是非ページ下部よりお早目にお問合せください!
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