– 目 次 –
「モデル、価格、サイズについて」 「フレーム性能/デザインについて」 「パーツ構成/スペックについて」 「試乗した感想」 「2023.MARIN NICASIO2のまとめ」

京都市左京区、京都大学近くの自転車店「サイクルショップエイリン今出川京大前店別館」です！
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2023.MARIN NICASIO2（マリン/ニカシオ2）

【メーカー希望小売価格】￥253,000（税込）
【サイズ（適応身長）】52（160-168cm）、54（168-175cm）、56（175-183cm）
【カラー（全1色）】BLUE

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MARIN NICASIO2のフレーム性能

●日本の土壌と相性バッチリ！汎用性の高いクロモリフレーム

NICASIO2は、MARIN BIKESのグラベルロードラインナップの中でも特に日本の土壌と相性の良い本格グラベルロードバイク◎

フレーム素材は、MARIN BIKESの中で上位グレードとなる「SERIES 2 CRMO」のダブルバテッド成型のクロモリが採用◎

日本では「カジュアル＆タフ」なクロスバイク「NICAISO SE」が人気となり、MARINイメージとしてはそちらが優位ですが、NICASIO2にはその「NICASIO SE」や「NICASIO」の上位グレード素材が採用されているという事になりますね。

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▼2023.MARIN NICASIO SEの詳細記事はコチラ

条件付き唯一無二のクロスバイク「MARIN NICASIO SE（マリン ニカシオSE）2023」で新色登場！

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NICASIO

NICASIO-2

国内ラインナップで定番となっているNICASIOは、グラベルロードバイクというよりもオールロードバイクに近いモデルとなっていますが、NICASIO2ではタイヤ幅700×40c（650B×47c）まで対応できる完全なグラベルロードバイク仕様◎

 

ジオメトリでは、アメリカンブランドのグラベルロードバイクとしては珍しく、BB DROP値は日本ユーザーにとって嬉しい少し高めの設計。

日本の土壌ではグラベルを走る為には1山、2山程のオンロードを走ってからグラベルに突入となり、オンロード走行を捨てきれない。そういった意味ではBB位置が低く安定性を高めたモデルよりも、ロードバイクに近い少し高めの設計の方が相性が良いと言えますね。

また、チェーンステー長もグラベルロードバイクとしては短い設計◎多くの積載を希望されるのであればホイールベースが長い方がメリットとなるが、忙しい日本人にとって何日も掛けた旅は中々難しい･･･どちらかというと1DAYキャンプがちょくちょく出来る人にとって相性が良い設計ですね◎

MARIN BIKESのグラベルロードといえば、MTBに近いコンセプトと広大なロケーションを走り抜けるアメリカングラベルといった印象が強い中、日本の土壌とライフスタイルとも相性が良い設計になっている点はおすすめポイントと言えます◎

 

フロントフォークには、上下異径コラムが採用されたフルカーボンフォーク。剛性、軽量、振動吸収性に配慮された仕様◎

 

ボルト台座もしっかりと完備され、キャリアやバイクパッキング、フェンダー等々対応が可能◎

 

また、通常のNICASIOとは違い「スルーアクスル」や「フラットマウント型ブレーキ台座」へアップグレードされている点は、今後のカスタム幅へのアプローチがされていますね！

 

当然「内装ドロッパーシートポスト対応」「ねじ切りBB採用」がされている点も欠かせません◎

 

また、デザイン面でも国内限定のMARIN SEシリーズが出すカジュアルな印象とは違い、シンプルでありながらモダンな印象◎

MARIN BIKESは、SEシリーズである日本限定モデルはカジュアルに、本国モデルでは本格性のあるデザインでありながらも少し子供心を残すカラーチョイスと二面性を持つブランドと言えますね。

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MARIN NICASIO2のパーツ構成

●初心者からミドル層まで長く愛用できるアッセンブル

NICASIO2のメインコンポはShimao Tiagra（2×10SPEED）が採用

グラベルコンポであればShimano GRXという言葉もあると思うが、オンロードを捨てきれない日本ユーザーにとってはコストパフォーマンスに優れたTiagraも選択肢としてはあり◎

 

クランクは残念ながらFSA Omega MegaExoが採用。とはいえ、中空シャフト 4アーム仕様となり、デザイン面としても意外とフィット◎今後のカスタムを考えると純正仕様としては良い感じです。

ギア比は前「50/34T」、後ろ「11-34T」とオンロードメイン+α軽量ギア比といった感じになっています。

 

タイヤでは注意！メーカー公式サイトではWTBが採用と記載されていますが、実車ではVEETIREのZILENT（700×35c）が装着されていました。

出来ればグラベルとオンロードを走るのであればWTB Riddlerが良かった･･･コロナウイルス感染拡大の影響は根深いですね💦

オンロードであればZILENTでも十分な性能ではありますが、グラベルを走ろうと思うのであればカスタムでのグレードアップが良いですねー

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2023.MARIN NICASIO2を試乗した感想

試乗してみた感想では、思った以上には軽量な印象◎

メーカー公式車体重量では12.2kg（52cm）となっていたので、重いのだろうと思っていましたが、クロモリグラベルロードとしてはそこまで重量を感じる程では無かったですね。

実測値では11.63kg（54cm）だったので公式サイトとは若干差がありますね。

MARINのラインナップ全般的に軽量を売りにせず、頑丈性にフォーカスされた仕様が多い為、NICASIO2も同じ理由だと思われます。

 

それよりもジオメトリがロードバイクに近いおかげか、オンロードでのスムーズさが好印象。そして乗りやすい。

ロードバイクに近いから、ロードバイクの様にスピードが出るというわけでは無いのですが、オンロードを犠牲にしないグラベルロードバイク。

サイクリングの道中に砂利道コースへ突入が出来るモデルって感じがします！

 

「のんびりとした長距離サイクリング」でも「1DAYキャンプ」でも幅広く活用していける汎用性の高いグラベルロードとしておすすめですね！！

 

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2023.MARIN NICASIO2のまとめ

✔日本の土壌と相性が抜群に良いフレーム設計

✔「内装ドロッパーシートポスト」「スルーアクスル」「フラットマウントディスク」など近代仕様

✔タイヤクリアランス最大700×40c（650B×47）に対応したグラベルロードバイク王道仕様

✔シマノTiagra（油圧ブレーキ）採用で入門からミドル層まで長く活躍してくれる仕様

価格だけを見ると「コストパフォーマンスに優れたモデル！」とは言えないまでも、「独特のカッコよさ+汎用性+長持ち」とマスプロでありながらも所有欲を満たしてくれそうなモデル◎

 

更に国内30台限定というワードもかなりのパワーワードになっていますね◎

正直、MARIN BIKESといえば「NICAISO SE」かマウンテンバイクのイメージが強かったのですが、NICASIO2を見てこっちも行けるやん！ってなりましね(笑)

 

マスプロのクロモリグラベルとしては結構上位に良いモデルって言えるような気がします！

是非、これを定番化して欲しいです！！

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