– 目 次 –
「モデル、価格、サイズについて」 「フレーム性能について」 「パーツ構成/スペックについて」 「試乗した感想」 「2023.Anchor RL3 DROPのまとめ」

京都市左京区、京都大学近くの自転車店「サイクルショップエイリン今出川京大前店別館」です！
エイリン今出川京大前店別館は、子ども用自転車（キッズ・ジュニア）。クロスバイクから本格ロードバイクを中心に展開しています！

 

＼ANCHOR RL3 DROPはYoutubeでも紹介中／

 

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2023.ANCHOR RL3 DROP（アンカー/RL3ドロップ）

【メーカー希望小売価格】￥112,000（税込）
【メインコンポ】Shimano Claris（2×8SPEED）
【サイズ（適応身長）】390（146-157cm）、440（155-168cm）、490（165-179cm）、540（176-190cm）
【カラー（全3色）】ミッドナイトブラック、ヘイズホワイト、オーシャンネイビー

Anchor RL3 DROPのフレーム性能について

RL3 DROPのジオメトリでは、レーシーなロードバイクというよりかは、入門～ロングライド向け設計が採用◎

リア三角では、詰め過ぎず扱いやすさにフォーカスされているのが特徴。

 

ヘッドチューブ長も過多な前傾姿勢にならない様に配慮された長さに設定されています。

やはり日常使いから入門向けのアルミロードバイクとあって、全体的にポピュラーな設計が採用され、初めてのロードバイクとしてベストモデルと言えます。

 

フロントフォークには、フルカーボンフォークが採用されており、軽量性と振動吸収性に貢献◎

フルカーボンとなると、アルミフォークと比べデリケートになる物の、長時間のライドでの手への振動が軽減される点はかなり嬉しい◎

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Anchor RL3 DROPのパーツ構成/スペックについて

RL3 DROPの基本スペックはShimano CLARIS（2×8SPEED）を採用。

CLARISグレードは、Shimanoロードバイクコンポの中でも街中～入門にフォーカスされたグレード。

初めからロングライドを目的とするユーザーにとっては物足りない物の、初めてのロードユーザーにとっては必要十分な性能と言えます。

 

多くのブランドではサードパーティーでコスト調整がされるポイントであるブレーキキャリパーもCLARISで統一されている点は、嬉しいポイント◎

「ロードバイクはスピードが出る」点において必ず「止まる性能」は必要不可欠になりますね。

 

更に、Anchor RL3 DROPがコストパフォーマンスに優れたモデルといわれる理由であるポイント、クランクとハブ軸までもがShimano製で統一されている点ですね。

クランクはShimanoとはいえ、スクエアタイプなので凄く良いというわけではないですが、メンテナンスリスクが少ない点では優秀◎

ハブ軸には、1グレード上のSORAクラスが採用。このクラスはサイクリング以外にも日常使いでヘビーに使われる事が多いグレード。その点において耐久性が高く、長寿命なShimanoハブが採用されているのは、ランニングコストに良い影響が期待できます◎

 

もう一つおまけに、サブブレーキバーがRL3 DROPには採用されています。

「サブブレーキバーはダサい」というレビューもよく見かけますが、気にしなくて良いと思います。初めてのドロップハンドルは怖いのが当然です。折角買ったロードバイクを怖がりながら乗り続けるよりも、安心して楽しく乗れる方が良いに決まっています。

ただ、注意点としては、サブブレーキバーに安心し過ぎてメインブレーキレバーであるSTIレバーにずっと慣れないままでは、さらなる楽しみを知らないままになっちゃいます。徐々に自分のペースで慣れていく努力はしてください！

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Anchor RL3 DROPを試乗した感想

試乗した感想では「初めて」にかなりフォーカスされた性能だと思いました。

かなりハンドル操作がしやすく、それなりの加速性を感じる物の、安定性に長けている印象。クロスバイクからの乗り換えユーザーであれば、直ぐに乗り慣れることが出来ると感じます。

 

過保護すぎると思う点もあり、もう少しアグレッシブさがあっても良かったかなーと感じます。

安定性が長けている事で、ロードバイクの楽しみの一つである快速感（軽くて速い）という印象が薄い。

 

メーカー公式サイトでは車重量「10.3kg(490mm)ペダル付き」と表記されていますが、実測も「10.3kg(490mm)ペダル付き」でした。

重量の測定は、測定方法で若干誤差が出る物ではありますが･･･ぴったりも珍しいです(笑)

入門向けアルミロードとはいえ、メーカーによっては10kgを切るモデルも多い中では若干重量があります。

おそらく、フレーム自体が耐久性/安全性にフォーカスされた事による物と思います。

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2023.Anchor RL3 DROPのまとめ

✔殆どのパーツ構成がShimano製で統一され、安心性/耐久性に優れた有能モデル

✔フルカーボンフォークが採用され、軽量性/振動吸収性に長けた仕様

✔街中仕様としても使いやすい設計のロングライドモデル

✔総評：コストパフォーマンスは2023年モデルとしてはトップクラス！

Anchor RL3 DROPは「軽量でハイスペック」では無く、「安全で長持ち」にフォーカスされた日常使いから入門ロングライドにおすすめモデル◎

殆どのパーツ構成をShimanoで統一している点においては、ランニングコストへの対策がしっかりとなされており、じっくりとロードバイクを楽しみたい方にとってはピッタリなモデルと言えますね！

 

RL3 DROPには「1年間盗難補償」が付属しているのも嬉しいポイントですね！
※購入日より1年間以内に盗難にあった場合に同じ自転車（生産中止または価格変動の場合は最近似の自転車）をメーカー価格の税込60％+組立手数料で代替車として購入出来ます。

「+組立手数料」は自転車店によっては異なりますが、RL3 DROPだと相場3割引きぐらいで新しい物が買えるって感じでしょうか？

同ブランドのクロスバイク「RL1」程の手厚い盗難補償とまでいかないのはちょっと残念。ただし無料で付いてくるので利用した方が良いですね！

 

日常使いを中心に、休日サイクリングをやってみたいと思っている方に是非おすすめしたいモデルです！

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