先日のブログで紹介したROYAL NORTONですが

今回はパイプについて追加でご紹介～

まずは４１３０材を使用したスタンダードな０１９.

指定なしでオーダーするとこのパイプになります。

ほどほどにしなり、ほどほどの重量。（520mmラグドフレームで約1800gほど）

まさにスタンダードなThis is　クロモリフレーム。

アクのないスタンダードと呼ぶにふさわしい扱いやすさ。

それも含めて全１０種（全てKAISEI）からパイプを選択できるROYAL　NORTON。

そこに個性をプラスしたいなら外せない、

本日は個人的に注目な２種を更にご紹介。

「８６３０R」（基本フレーム＆フォークセット99750円+18900円＝118650円）

panasonic　pos　orderでもおなじみの軽量レーシングパイプです。

ニッケルを添加したことにより、強度が増しより薄くできる分軽い。そして粘りが出る。

というのがよくある説明ですが、実際に乗るとクロモリの中では非常に硬い乗り味。

「クロモリでストイックな走りを」そんな方にピッタリなパイプでもあります。

panasonicとROYAL NORTONの違いはズバリ!!パイプの直径。

【panasonic　ORC15】

トップチューブ　28.6mm

ダウンチューブ　31.8mm

【ROYAL NORTON】

トップチューブ　25.4mm

ダウンチューブ　28.6mm

panasonicは大径化することにより、よりパリッとした硬さを。

ROYAL NORTONは１インチ（25.4mm）パイプを使用し、硬い中にもより粘り感を感じられます。

クロモリ特有の線の細さ。という点ではROYAL NORTONでしょうか。

「４１３０R」(基本フレーム＆フォークセット99750円+11550円＝111300円）

個人的に今最も気になるパイプがこの４１３０R。

先ほどの8630Rと違い、ニッケルを添加していないコチラのパイプは

過度な硬さがなく、コレがクロモリだ!!的な、しなりの効いた乗り味が期待できます。

KAISEIのパイプはRがつくと軽量モデルとなっておりますので、肉薄にすることにより軽量に。

ちなみに溶接前のパイプセットの状態で

≪８６３０R≫1885g

≪４１３０R≫1915g

と、30g差。（８６３０Rの基本パイプが少々長めの為、実際にはもう少し差が出ると思われます。）

参考値ですが、フレームにすると、

≪８６３０R≫1710g（550mmサイズ、ラグドフレーム）

ですので、４１３０Rでも充分に軽量なフレームが作れそうな予感です。

レーシングなら８６３０R

ツーリングなら４１３０R

というのがセオリーになってくるでしょうか。

４１３０Rで７００×30cくらいまで入るツーリングロードなんて作ったら気持ちよさそうですね～

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