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2012年度MASI CX UNO について(12290)

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各店からのシクロクロスネタが続くので衣笠店からはMASIのCXを掘り下げて見てみたいと思います。

MASI : SPECIALE CX UNO 2012  ¥89,250→¥85,000!!

※ペダル別売り

人気のMASIのシクロクロス、10万円以下のローグレードモデルですが

作りも良くオススメな逸品。しかも去年よりも値下がりしてます。

値下げの理由はタイヤグレードとコンポーネントのグレードが下がっているから。

と思ってましたがそうではありませんでした。

まずタイヤ

去年まではKENDA:SMALL BLOCK8 700x32cというシクロクロス車としては

標準的な太さで単品価格5000円台の高性能タイヤが付いてきておりお買い得感万歳でした。

しかし今年はKENDA KWICK TRAX 700x38c というシティ向けのタイヤに変更。

価格も3000円台の物です。グレードダウン?いえいえサイズを見て頂きたい

700x38c!!。太い・・・。このサイズのタイヤが標準装備されてる自転車は

シクロクロス車としては稀な存在です。さらにまだまだ太いタイヤを入れられるであろうクリアランスも

確保されており、泥除け等も付ける事も可能となっております。

そしてもう一つの変更点がRディレイラーの変更。SORAから2300系へグレードダウン?

ギアの枚数も9枚から8枚へ1枚減りました。ティアグラ10速の時代にそりゃないぜ!とお嘆き

去年モデルの方が良かったと思う方々、正解かも知れませんがもう一度ゆっくり考えてみましょう。

タイヤが太くなって変速が8段・・・。

そうですこれはシクロクロスレーサーではなく、こ、これは旅行車ではないか!と。

タイヤも軽量さやグリップ性能ではなく耐久性に重きを置いた物へ変更、

変速も8段ならトラブル時に対策が取りやすい。と言った感じです。

MASIにはこの自転車の他に

SPECIALE CX と言う上位機種も用意されています。

お取り寄せ可能 eirin価格120,000yen!!

こちらは新ティアグラコンポで従来のシクロクロス車と言ったところです。

結論を申し上げますと価格が高いから良いと言ったわけではなく、一つの商品には部品構成やフレーム

ジオメトリーなどパッと見では分からないコンセプトが隠されているんですね。

もちろんこのCX UNOでもパーツ構成を変えれば下記にある関西シクロクロスなんかに出る事だって全然可能でしょう。

カタログ見てても良く分からん!と思ったらお気軽にエイリン各店へご来店下さい。

価値観と目的にあった自転車選びさせていただきます。

長い事書きましたがまだまだ説明しきれていない事もありますので、ね。

ではでは―